何故文月かというと、諸説ありますが七夕の日に短冊に願い事を書き、文章や書の上達を図ることからつけられたというのが一番納得出来ます。
七夕伝説は奈良時代に伝わって、文月という名前がその前にあった証明も無いので、私は七夕に由来したものと思います。
7月23日は文の日です。これは1979年郵政省が文字文化の振興を図ってつけたそうです。文の日記念切手など私も喜んで集めました。
デジタル文化全盛の今ちょっと寂しいものがあります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/a2/55e3401fc45adda4917319e3396f0c66.jpg?1656717203)
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さて手紙に纏わる小説は数多いですね。
日本の小説で以前挙げたものでも、
井上ひさし『十二人の手紙』
東野圭吾『手紙』
湊かなえ『往復書間』
宮本輝『錦繍』
などなど、手紙は顔が見えませんし、書ける内容に場所や時間の制約が無いのでミステリアスな作品に向いているかも知れません。とても面白いものになります。
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酷暑の晩、冷房を効かせて読みたい短編(ネットの青空文庫に載ってる)に夢野久作『瓶詰地獄』があります。
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酷暑の晩、冷房を効かせて読みたい短編(ネットの青空文庫に載ってる)に夢野久作『瓶詰地獄』があります。
昔、船が遭難して乗客の幼い兄妹は孤島に流された。漸く助かったものの二人の他、人間は誰もいない。一生懸命に助けを呼ぶ手段を考えても報われる事が無い。そこでポケットに入っていた鉛筆とメモ用紙で島に流れ着いた瓶の中に手紙を入れて波に流した。
いつか誰かが自分たちを救ってくれる、それを唯一の希望に二人は必死に生活を続けた。幸い島には野生の果物野菜は豊富に有り新鮮な魚が採れた。二人はスクスクと成長して年頃を迎えた。瓶と鉛筆とメモ用紙を大切にして節目の時書いた手紙を海に流している。
そして、ついに救助船が無人島を探し当てた時、哀しすぎる結果が待っていたのである。
一気に読めますので興味のある方はどうぞ!
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/de/36ee300cdb0ac147901558db4a8e97f9.jpg?1656717203)
こう暑いと火を使う料理はなるべく避けたいです。
上の写真は焼き豚にニンジン胡瓜の自家製ピクルスの付け合わせ。削り節とネギと味噌玉にお湯をかけた味噌汁。
下は油揚と小松菜の煮浸し、ちりめんじゃこ、冷奴(自家製のシソを敷いたもの)
です。
どちらにも漬物とニンニクの梅和えを添えてます。市販のニンニクの梅和えは匂いも薄くとてもさっぱりして美味しいですよ。