個人情報保護法が施行されて一年が経ちましたがまだまだ世間ではこの法律を巡って混乱が続いているようです。
最も良く聞くのが、学校で緊急連絡網や、生徒の名簿が作れなくなってしまったという例です。皆さんも良くおわかりと思いますが、このような学校における生徒や先生についての情報は個人情報保護法で秘匿すべきものではなく、その学校内での共有情報とでも言うべきものであって、個人情報保護法をたてにして隠すようなことをしては本来いけないものなのです。
しかし、万が一個人情報が悪用された場合自分たちが責任を取るのがいやという思いで、何でもかんでも隠してしまえという方向にながされてしまうわけです。何度も言いますが、学校というのは家庭と同じで一つの共同体ですので、その中での個人情報は、個人情報保護法で秘匿する対象にはなりません。むしろ、積極的に共有する方が学校運営上有益なことの方が多いのではないでしょうか。
ただし、誘拐という事態も考えられますので、外部への生徒や父兄の情報提供の際には最低限の確認作業は必要ですが、そのようなルールをきちんと定めてそれに則って行動していれば、何も恐れることはありません。
法律が作られた本来の目的に立ち帰って、この法律で守るべきものは何かということをもう一度考えてみるべきときに来ているのではないでしょうか。
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最も良く聞くのが、学校で緊急連絡網や、生徒の名簿が作れなくなってしまったという例です。皆さんも良くおわかりと思いますが、このような学校における生徒や先生についての情報は個人情報保護法で秘匿すべきものではなく、その学校内での共有情報とでも言うべきものであって、個人情報保護法をたてにして隠すようなことをしては本来いけないものなのです。
しかし、万が一個人情報が悪用された場合自分たちが責任を取るのがいやという思いで、何でもかんでも隠してしまえという方向にながされてしまうわけです。何度も言いますが、学校というのは家庭と同じで一つの共同体ですので、その中での個人情報は、個人情報保護法で秘匿する対象にはなりません。むしろ、積極的に共有する方が学校運営上有益なことの方が多いのではないでしょうか。
ただし、誘拐という事態も考えられますので、外部への生徒や父兄の情報提供の際には最低限の確認作業は必要ですが、そのようなルールをきちんと定めてそれに則って行動していれば、何も恐れることはありません。
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