さて、この物語の主人公ホ・ジュン(許浚:以下ホジュンと表記)について最初にどのような人物であったか、またこの長い長いドラマの導入部分のストーリーをネタバレにならない程度にお話しさせていただきます。
ホジュンは現在は北朝鮮の義州(ウイジュ)の龍川(ヨンチョン)で庶子として生まれ、父は武官であったものの、母親が(もっとも卑しい身分)出身の妾だったため、官職にも就けず自暴自棄になり、ご法度の密貿易に手を染めながら仲間たちと一緒に自堕落な生活を送る毎日でした。
両班(ヤンバン:上流階級)の子弟たちが通う書堂(塾)に通わせてもらい、その中でも賢さを発揮してはいたものの、やはり身分が壁となり自分の将来に希望を持てずに荒れた生活を送っていました。
先に述べたように捕えられれば重罪となる密貿易に手を染め、荒稼ぎをしては仲間たちを連れて妓楼で豪遊するような生活を続けていました。
そんな生活を送っていたある時、ホジュンに転機が訪れます。将来の妻となるイ・ダヒとの出会いです。ダヒの父は朝廷の高官でしたが濡れ衣を着せられ流刑に処されて、親子で龍川の流刑地で暮らしていました。
ダヒの父が病に倒れて亡くなってしまい、ひょんなことからホジュンがその葬儀を出してやることになり、二人の間の距離が縮まりました。
そんな中、ホジュンの密貿易の件が役所にばれてしまいホジュンは仲間とともに捕まってしまいます。ホジュンの父は龍川の郡守(地方長官)だったので一気に父を苦境に追い込むことになります。
しかし、ホジュンの父は息子をそのまま罪人として処罰されるのが忍び難く、ホジュンが平壌(ピョンヤン)に護送される直前に牢から逃がすことにします。父の友人の郡守がいる慶尚道の山陰(サヌム)に逃げる手はずを整えてくれて、その友人あての手紙と家を買うのに十分な金を持たせてくれました。
ホジュンはダヒとここで別れることなどできず、母ともどもダヒも連れてまずは都である漢陽(ハニャン)を目指すことにします。途中危ない場面もありましたが、なんとか漢陽にたどり着くことができました。
ネタバレしないようにと言いながら、結構詳しくストーリーを述べてしまいましたが、何せ長く、登場人物も山ほどいる大河ドラマなのでこのくらいのレベルでお話してもネタバレにはならないかと思います。
命からがらたどり着いた漢陽ですが、ここでも新たな問題に見舞われることになります。
この続きは、次回といういことでどうかお楽しみに。
ホジュンは現在は北朝鮮の義州(ウイジュ)の龍川(ヨンチョン)で庶子として生まれ、父は武官であったものの、母親が(もっとも卑しい身分)出身の妾だったため、官職にも就けず自暴自棄になり、ご法度の密貿易に手を染めながら仲間たちと一緒に自堕落な生活を送る毎日でした。
両班(ヤンバン:上流階級)の子弟たちが通う書堂(塾)に通わせてもらい、その中でも賢さを発揮してはいたものの、やはり身分が壁となり自分の将来に希望を持てずに荒れた生活を送っていました。
先に述べたように捕えられれば重罪となる密貿易に手を染め、荒稼ぎをしては仲間たちを連れて妓楼で豪遊するような生活を続けていました。
そんな生活を送っていたある時、ホジュンに転機が訪れます。将来の妻となるイ・ダヒとの出会いです。ダヒの父は朝廷の高官でしたが濡れ衣を着せられ流刑に処されて、親子で龍川の流刑地で暮らしていました。
ダヒの父が病に倒れて亡くなってしまい、ひょんなことからホジュンがその葬儀を出してやることになり、二人の間の距離が縮まりました。
そんな中、ホジュンの密貿易の件が役所にばれてしまいホジュンは仲間とともに捕まってしまいます。ホジュンの父は龍川の郡守(地方長官)だったので一気に父を苦境に追い込むことになります。
しかし、ホジュンの父は息子をそのまま罪人として処罰されるのが忍び難く、ホジュンが平壌(ピョンヤン)に護送される直前に牢から逃がすことにします。父の友人の郡守がいる慶尚道の山陰(サヌム)に逃げる手はずを整えてくれて、その友人あての手紙と家を買うのに十分な金を持たせてくれました。
ホジュンはダヒとここで別れることなどできず、母ともどもダヒも連れてまずは都である漢陽(ハニャン)を目指すことにします。途中危ない場面もありましたが、なんとか漢陽にたどり着くことができました。
ネタバレしないようにと言いながら、結構詳しくストーリーを述べてしまいましたが、何せ長く、登場人物も山ほどいる大河ドラマなのでこのくらいのレベルでお話してもネタバレにはならないかと思います。
命からがらたどり着いた漢陽ですが、ここでも新たな問題に見舞われることになります。
この続きは、次回といういことでどうかお楽しみに。