ホジュンが始めた突拍子もない治療法とは、ヒルをつかったものでした。ヒルに患部の膿や血を吸わせてしまうというものです。
この治療法はドルセから教えられたものだったのです。この前後に、ドルセは勝手に医院を開業して、腫物ができた患者の治療を行っていたのですが、このことが明るみになり、ホジュンの弟分のヤンテやイルセがやめさせようと、ホジュンに知らせたのでした。
勝手に治療行為を行ったことは大問題でしたが、またもドルセのおかげでホジュンは救われたのです。
ただ、これが唯一の治療法とはいえ、とんでもない治療法には変わりなく、仁嬪や王の大反対にあったのも当然でしたが、御医ヤン・イェスの口添えもあって何とか認められ、信城君は快復するのです。
そしてその褒美としてホジュンはまた昇進するのですが、その品階が正三品(チョンサンプン)の堂上官(タンサングァン)という高い位であったため、またも重臣たちから大反対にあいます。
この品階にあがれば、ホジュンはから両班になれるからです。王は反対もものともせず、晴れてホジュンは両班(ヤンバン)階級になれ、家族も大喜びするのです。
そうです、自分がなので科挙の受験をあきらめていた、ホジュンの息子のギョムも、これで晴れて科挙を受けることができるようになったのです。
…さて、ホジュンはまたもドルセに助けられました。ホジュンの家の使用人になっていたドルセは、勝手に腫物治療の医院を開いて治療行為を行っていたのですが、それがとんでもないことであったとはいえ、怪我の功名というのか信城君の治療にドルセの知識が役だったということです。
すべてが終わった後、ドルセはホジュンにひどく叱られますが、すっかり反省した様子でまた普段の使用人の仕事を続けることになりました。
そして、ホジュンの昇進です。今回の昇進は今までとは全然違う意味がありました。この昇進により、ホジュン一家は両班階級へと昇格したのですから、ある意味とんでもないことかもしれませんね。
重臣たちが大反対するわけも理解できます。こんな人事をやたらとやれば、自分たちの階級的な優位が弱まってしまいますからね。しかし、今回も王は頑張って突っぱねてしまいました。
ギョムも晴れて科挙を受けられることになり、妻のダヒも両班の階級に戻れてめでたしめでたしということになりました。
幸せな生活が待っているかと思ったのもつかの間、またもホジュンたち、いや朝鮮に大きな苦難がのしかかります。次回をお楽しみに。
この治療法はドルセから教えられたものだったのです。この前後に、ドルセは勝手に医院を開業して、腫物ができた患者の治療を行っていたのですが、このことが明るみになり、ホジュンの弟分のヤンテやイルセがやめさせようと、ホジュンに知らせたのでした。
勝手に治療行為を行ったことは大問題でしたが、またもドルセのおかげでホジュンは救われたのです。
ただ、これが唯一の治療法とはいえ、とんでもない治療法には変わりなく、仁嬪や王の大反対にあったのも当然でしたが、御医ヤン・イェスの口添えもあって何とか認められ、信城君は快復するのです。
そしてその褒美としてホジュンはまた昇進するのですが、その品階が正三品(チョンサンプン)の堂上官(タンサングァン)という高い位であったため、またも重臣たちから大反対にあいます。
この品階にあがれば、ホジュンはから両班になれるからです。王は反対もものともせず、晴れてホジュンは両班(ヤンバン)階級になれ、家族も大喜びするのです。
そうです、自分がなので科挙の受験をあきらめていた、ホジュンの息子のギョムも、これで晴れて科挙を受けることができるようになったのです。
…さて、ホジュンはまたもドルセに助けられました。ホジュンの家の使用人になっていたドルセは、勝手に腫物治療の医院を開いて治療行為を行っていたのですが、それがとんでもないことであったとはいえ、怪我の功名というのか信城君の治療にドルセの知識が役だったということです。
すべてが終わった後、ドルセはホジュンにひどく叱られますが、すっかり反省した様子でまた普段の使用人の仕事を続けることになりました。
そして、ホジュンの昇進です。今回の昇進は今までとは全然違う意味がありました。この昇進により、ホジュン一家は両班階級へと昇格したのですから、ある意味とんでもないことかもしれませんね。
重臣たちが大反対するわけも理解できます。こんな人事をやたらとやれば、自分たちの階級的な優位が弱まってしまいますからね。しかし、今回も王は頑張って突っぱねてしまいました。
ギョムも晴れて科挙を受けられることになり、妻のダヒも両班の階級に戻れてめでたしめでたしということになりました。
幸せな生活が待っているかと思ったのもつかの間、またもホジュンたち、いや朝鮮に大きな苦難がのしかかります。次回をお楽しみに。