今日は普段みているYoutubeの動画チャンネルの話題です。「スティーブ的視点」という日本在住経験がある、日本語が達者なスティーブが出演するチャンネルです。
扱う話題はいろいろですが、メインになっているのはクルマに関するものです。最近では、30年前の日産シーマやトヨタクラウンを日本から輸入して、アメリカのフリーウエイを走らせるなどという、車に興味がある人間なら思わずニヤリとするような動画がありました。
現在進んでいるのは、古い日本車を改造してレストア(生まれ変わらせる)するプロジェクトです。彼の息子あっちゃんと二人で、アメリカのクルマ仲間の助けを借りながらボロボロだった日本の名車を、自分たち好みに生まれ変わらせる作業は本当に興味深いものです。
その中でも特に、俗に86(ハチロク)と呼ばれるAE86、トヨタスプリンタートレノをレストアする場面を眺めていて、ああ、日本車がこんなにアメリカで成功した理由はここにあるんだなと心から思ったのです。
できるだけたくさんの中古パーツを手に入れ、エンジンを標準のスペックから性能アップさせる作業を、スティーブの息子のあっちゃんがいろいろな苦労をしながらも、目を輝かせながら進めている様子をみて、こんなにも日本車に夢中になる人たちが全米にいるなんて、めちゃくちゃクルマ愛好家の層が厚いことを、改めて気づくことになったのです。
アメリカのクルマ文化の厚みは、概念としては理解していたつもりでしたが、ボロボロの日本車を嬉々としてうれしそうにいじり回す彼らの姿をみていると、そのことを心から理解することができました。
また、もう一つの理由があります。それは、週末に行われるクルマ愛好家のミーティングです。ミーティングといっても、別に堅苦しいものではなく皆で集まってお互いの愛車をみせあうだけのものですが、ここに登場する車の種類をみていると、いかに日本車がアメリカで愛されているかが、如実にわかります。
フェラーリやランボルギーニというスーパーカーに交じって、トヨタスープラ、日産フェアレディZ、シルビア、スバル、ホンダビート!までもが登場します。
ホンダビートは30年も前の軽自動車ですが、軽のくせにスーパーカーと同じミッドシップマウントエンジンを積んでいるというほとんど遊びで作られたとしか思えない車ですが、この小さな車を、背の高いアメリカ人が嬉々として乗り回している姿をみて、この光景からも日本車がアメリカで成功した理由がよくわかりました。
韓国のヒュンダイ(キア)はアメリカ市場でレクサスの対抗車種やスポーツタイプの車種を販売しているようですが、単に新車が何台売れたかという指標だけではアメリカのユーザにどれだけ支持されているかはわからないと思います。
日本のほうがアメリカに本格的に進出したのが随分早かったとはいえ、ここで見たような形でアメリカのユーザの心をつかまないと、アメリカでのビジネスが成功したとは言えないのではないでしょうか。
アメリカでは先にみたように、日本の軽自動車(軽トラまで!)が人気でK(ケイ)カーと呼ばれています。韓国車がアメリカでKカーと呼ばれる日は来るのでしょうか?
扱う話題はいろいろですが、メインになっているのはクルマに関するものです。最近では、30年前の日産シーマやトヨタクラウンを日本から輸入して、アメリカのフリーウエイを走らせるなどという、車に興味がある人間なら思わずニヤリとするような動画がありました。
現在進んでいるのは、古い日本車を改造してレストア(生まれ変わらせる)するプロジェクトです。彼の息子あっちゃんと二人で、アメリカのクルマ仲間の助けを借りながらボロボロだった日本の名車を、自分たち好みに生まれ変わらせる作業は本当に興味深いものです。
その中でも特に、俗に86(ハチロク)と呼ばれるAE86、トヨタスプリンタートレノをレストアする場面を眺めていて、ああ、日本車がこんなにアメリカで成功した理由はここにあるんだなと心から思ったのです。
できるだけたくさんの中古パーツを手に入れ、エンジンを標準のスペックから性能アップさせる作業を、スティーブの息子のあっちゃんがいろいろな苦労をしながらも、目を輝かせながら進めている様子をみて、こんなにも日本車に夢中になる人たちが全米にいるなんて、めちゃくちゃクルマ愛好家の層が厚いことを、改めて気づくことになったのです。
アメリカのクルマ文化の厚みは、概念としては理解していたつもりでしたが、ボロボロの日本車を嬉々としてうれしそうにいじり回す彼らの姿をみていると、そのことを心から理解することができました。
また、もう一つの理由があります。それは、週末に行われるクルマ愛好家のミーティングです。ミーティングといっても、別に堅苦しいものではなく皆で集まってお互いの愛車をみせあうだけのものですが、ここに登場する車の種類をみていると、いかに日本車がアメリカで愛されているかが、如実にわかります。
フェラーリやランボルギーニというスーパーカーに交じって、トヨタスープラ、日産フェアレディZ、シルビア、スバル、ホンダビート!までもが登場します。
ホンダビートは30年も前の軽自動車ですが、軽のくせにスーパーカーと同じミッドシップマウントエンジンを積んでいるというほとんど遊びで作られたとしか思えない車ですが、この小さな車を、背の高いアメリカ人が嬉々として乗り回している姿をみて、この光景からも日本車がアメリカで成功した理由がよくわかりました。
韓国のヒュンダイ(キア)はアメリカ市場でレクサスの対抗車種やスポーツタイプの車種を販売しているようですが、単に新車が何台売れたかという指標だけではアメリカのユーザにどれだけ支持されているかはわからないと思います。
日本のほうがアメリカに本格的に進出したのが随分早かったとはいえ、ここで見たような形でアメリカのユーザの心をつかまないと、アメリカでのビジネスが成功したとは言えないのではないでしょうか。
アメリカでは先にみたように、日本の軽自動車(軽トラまで!)が人気でK(ケイ)カーと呼ばれています。韓国車がアメリカでKカーと呼ばれる日は来るのでしょうか?