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~出雲人 紅井藻花(akai-mocha・アカイモカ)の写真日記~

日沈むころの江の川

2017年07月24日 | 日記

 前回のブログの話の続きです。暑い日か続き、建物にいても、車の中にいてもエアコンなしでは生きていけない状況です。

 現在は、曇り空で雨が降ってもおかしくない、なんかホッとして、先日三江線の気動車に乗車した際に撮影した写真を整理していました。

 この日もとても暑く、石見川本駅で列車に乗ってすぐエアコンの吹き出し口の前に手を挙げて、心身を落ち着かせていました。

 石見川本駅から、粕淵駅、浜原駅、宇都井駅を通り、口羽駅で降りて、行き違いのキハ120系気動車に乗って石見川本駅へ戻りました。

 青い空がだんだんオレンジ色に染まり、途中の無人駅も待合室が明かりで灯っていることに気付く。石見川本駅に着いた20時前には、空に星が見えていて無人の駅舎内は蛍光灯が灯っていた。これが川本の夏の夜景なのだと認識する。暑いことに変わりなかったけど。

 江の川を眺めながら、紫陽花を探すことに拘って乗り鉄を楽しんでいた。どうもほとんどの区間が時速30㎞だけど、今回乗車した区間は三江線の中でも新しくできた区間もあり、場所によっては高速走行で油断するとシャッターチャンスを逃すこともあった。

 また、江の川を鉄橋で渡る区間が何ヶ所かあって、乗降ドアから真下を眺めることができ、恐怖を感じることもありました。

 JR三江線でしか味わえない刺激かもしれません。

 また、今回列車から宇都井駅を撮影することも実現しました。トンネルとトンネルの間にあり、島根県内のJRの駅では3つしかないうちの高架駅です。列車から直に真下で田を眺められる駅もここしかないかもしれないです。

 口羽駅から石見川本駅へ帰る頃には空がオレンジ色に変わり、江の川も空の色が映り、タイミングが良かったら言葉に表せないぐらいの風景になるだろうと感じました。

 山間部で夕焼けはどんなものかと感じましたが、現地に来たことでその考えは持たない方が良いと判断しました。

 だんだん日の沈む時間が早くなるから、もうこの景色を眺めることは難しいのかもしれないですが、どこかで乗車する機会を設けたいなと思います。


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