先週の金曜日、島根県立美術館の企画展出光美術館蔵「桃山・江戸の美」を観覧に行きました。平日の午後だったけど、お客さんが多くて、ゆっくりと作品を見ることが難しかったです。桃山・江戸初期の美術と言えば、代表的なのはとして図屏風でしょう。大きな金地の屏風に所々に町の景色を描いており、遠くから見ても、近くから見ても飽きない魅力がありました。図屏風に限ったことではないが、作成者の想像力と表現力に感心します。
2階のコレクション展の写真は、8月末から「空-何もない豊かさ」に変わり、見たことのない写真も展示されていた。その中に、鳥取県出身の故植田正治先生の作品もいくつか展示されていました。大山の植田正治美術館へ訪れた際、始めてみた鳥取砂丘をメインにした写真がここでも展示されていました。
観覧室から出ると、もう太陽が西の空へ向かっていたので、宍道湖畔へ出ました。この時間になると、カメラを持つ方が集まってきます。夕日に魅力があるからです。一眼レフを持つ人から携帯電話での撮影、誰も1台はデジタルカメラを持つようになったこと。そう思うと、自分で撮影しながらも、つい後ろを気にしてしまいます。
うれしいことにこの日は、マガン(?)が水面を歩いており、夕日にアクセント入れてくれました。羽根を広げる瞬間、「飛んでくれるかな」と期待しつつも、いつまでも飛んでくれませんでした。だけどいい撮影日和でした。
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