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~出雲人 紅井藻花(akai-mocha・アカイモカ)の写真日記~

JR三江線の雪化粧

2018年01月26日 | 日記

 

 こんなにも毎日雪が降るなんて珍しいことだと思う。それに昼間でも気温が氷点下を下回り、一回融けた雪解け水が改めて氷る。

 そんな日の外の歩行も怖いもので、気を付けて歩いても滑って転倒することも避けられない。

 運転中はいつも以上に恐怖を抱きながらアクセルを踏んだり、時々セカンドに入れてエンジンブレーキを活用したり、フロントガラスに嫌でも付着する雪を振り払うためにワイパーを使うけど、振り払った跡が残り、視界を得るためにワイパー液を出す。しかし、やはり外の気温がとても低いのでしょう。ワイパー液がどうも凍ったために、液が出なくなった。

 氷点下での運転は慣れていないせいもあるけど、恐怖を感じることに変わりない。

 そう思うなら外に出なければいいのに、だけど、写真を撮りたくて、情報を把握しながら江津へ出かけました。

 江津本町駅に一度立ち寄ってから、江の川沿いの県道をゆっくりと、川平駅を超えたころから橋を渡り、川戸駅に近づくとまた橋を渡り、江の川沿いの細く雪に染まったアスファルトを恐る恐る進んでいった。

 目標は、前回訪れた場所で改めて石見川本駅へ向かって走るキハ120系気動車を撮りたい一心でした。

 海に近いところと山間部では雪の降る加減に違いがあることをあらめて経験しました。

 川本町に近くなればなるほど雪の降り方が激しくなり、時々前が見えなくなる。

 ハイビームを出しても見えなくて、よく目を凝らすと対向車が来たり、電線の復旧工事をしている方を目にしたり。安全のためにどこかで停車して雪が落ち着くのを待った方が良いのかなと思いながらも、狭い道のためそれすら怖くて、ただただゆっくりと目的地まで進むしかなかったです。

 1年前にも激しい降雪のなかで撮影したことがありましたが、場所が地元の出雲で逃げる場所を確保していたから、恐怖を抱かなかったですが、遠方で情報を把握していないと何をどうして行動するべきか判断に時間が掛りました。

 そう思いながら目的地に着きました。

 降雪に落ち着きが見えてこないし、時刻表とにらめっこしながら列車が来るのを待ちました。だけど、音が聞こえてこないので、車から外へ出ました。

 その結果、私の服がすぐ白く染まったのですぐに車の中で待機です。

 しばらくすると、踏切の音が聞こえてきたので、改めて車から出ました。遠くへ目を凝らすと少し明るいヘッドライトが見えてきました。キハ120系気動車独特の汽笛が雪景色を響かせて、あっとゆう間に雪の向こうへ進んで見えなくなった。まるで流星です。その列車を追いながら、低速でシャッターを切り続けました。

 そしてまもなく私の身体がまた白く染まりましたので、すぐに服から雪を振り払い車に戻りました。

 撮影した時間はほんの数秒でしたが、目的を達成できてひとまずほっとしています。

 だけど、あまりにも雪の降りからた甚だしいので、運行への影響が出ないことをただただ祈るばかりです。

 

 


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