今まで米子へ何度も出掛けましたが、米子城跡は一度も訪れたことがありませんでした。
9号線を通る際、信号待ちで目にしたことがあり、いつかは行ってみなきゃと思いながら、実際に行動に移していません。
先日、大根島へ出かけた後、お昼ご飯を米子で、ネットでのランキングでも上位に挙がっている牛骨ラーメンのお店が気になり、カーナビに設定をして、音声案内の通りに運転しました。
そのお店に着くごろにはその場所が、米子城跡の近所であったことに気付きました。
牛骨特有の甘みと美味しい焼き豚で身体を温めた後、湊山公園の駐車場に車を停めて、歩いて本丸跡へ向かいました。途中、多くの石造物の前を通りかかり、緊張して歩いていました。
だけど、いつ米子にも雪が降り出すか分からないから、自然と速足となり、現地に向かいました。
本丸跡に着くと、米子の町や、弓ヶ浜半島、天気が良かったら大山の頂や大根島の向こうの景色も見れるでしょう。
しかし、昨日見えたのは大きく白い雲が島根半島の上をゆっくり東へ動く光景を目にしました。
何年か前にも大根島からこんな景色を眺めていたような。
青い空の下を、白い雲が、目を凝らすと白い粉のようなものが風に乗って、西から東へ動いて、ついに日本海の上を通る。
先日、天空の城ラピュタを見た影響か、その景色がとても幻想的に、時間と寒いことを忘れそうになりましたが、米子の町を見下ろした瞬間に、
あの雲が動いているその場所は猛吹雪であったことを思い出しました。一度はアスファルトに着地した雪が、風でまた空へ舞いあがり、信号機を白く染めて、赤か青か判別しづらい。
数時間前まで、私もそこで車を運転していたと思うと、複雑な思いしかなかったです。
だけど、それなりに冬の季節を楽しんでいるようです。
特に一枚目の写真になりますが、青い空と中心に見える竜巻のような雲を見て、幻想的と捉えられるか、それとも恐怖と捉えてくれるか、はたまた平凡な写真かです。