2021年8月15日(日)晴れ時々曇り
およそ4か月ぶりの山陰モデル撮影会で、モリタカホさんを撮影しに、奥大山の木谷沢渓流へ出掛けました。
前日の大雨とテレビに映る九州や広島などの現状、天気図に現れる雲の流れから、また撮影会は中止になるのかな?
たとえ晴れたとしても、現地へ行くまでの倒木等を理由にした通行止め、撮影できる状態であるのか?
日曜日の朝を迎え、家の中に眩しい太陽光がカーテン越しに入りました。
そして、昨夜充電した電池をカメラに入れて、車に必要な道具を積んで家を出ました
現地へ着いた時は、時々雨雲らしきグレーの雲を目にしつつも、夏らしい青い空に恵まれました。
初めて木谷沢渓流へ入りました。奥に進むにつれて蝉の鳴き声から水音へ変化し、少し恐怖を感じながらも、妙に親近感が湧き出て、さらに奥へ進むことを身体は拒まりませんでした。
モデルのモリタカホさん、主催者様、2名の参加メンバー様とともに… 私は第三部と第四部に参加しました。
現場は渓流の音、いわゆるせせらぎ音に満たされていたため、また、1ヶ月前にワクチン接種を受けましたが、外であれど大きな声を出すことを控えたことと対人距離を取ることで感染対策を徹底して撮影に臨みました。
あと、今回は絞りをF10からF13の間に設定での撮影に挑みました。
普段の撮影と近い、暗い場所での撮影だったから、シャッター速度を100分の1秒を切ったり、ISOを2000より上げてましたので、ブレたり粗くなったりなどの失敗の不安もありました。
それは彼女だけでなく、この水と苔と木々に囲まれた独特な風景は大事にして、より彼女から発するものを1枚でも紡ぎ出したい。
濡れている足元に恐怖を感じながら、私はいつもより少しガムシャラに彼女を撮りました。
第三部は水に満たされた場所、そして苔むす湿った大樹を利用して撮影しました。
ファインダー超しで彼女を見るたびに、いったい彼女の中にどんな音楽が流れているのだろう…ここを流れる水のせせらぎが彼女を動かしているのかなと感じ取れるほど、特に手先に神経を集中してポーズを取っておられました。前回の撮影会と違い、クールな要素に満たされてました。
私も時々川辺からシャッターを切っていましたが、雨音と違い、優しく時々肌に触れるひんやりとした空気に集中力を持続させてくれました。
熱中症という言葉が消えるくらいに…
これが35℃越えの昼だったらいったいどうなっていたのでしょう?
冷たい水の近くに、滑るかもしれない石の上にずっと立っていた彼女に敬意を表します。
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