「池坊・花のあけちゃんブログ明田眞子」 花の力は素晴らしい。広島で45年、池坊いけばな教室。熱心な方々と楽しく生けてます

池坊いけばなは、550年の伝統。伝統ある立花・生花、自分の好きな形、思いを生ける・自由花を、楽しく稽古中。初心者歓迎募集

ストレリチアとケイトウ・・立花

2020-08-22 | 西区民文化センター教室・土曜日・午前

   

   

   

2020. 8.22(土)西区民文化センター・午前

立花・・ストレリチア・ハラン・ケイトウ

    リンドウ・ソリダゴ・ゴット

    カゼクサ・カーネーション・タマシダ

木物なく、草物だけで生ける草物立花。

夏は、特に木物が入荷しないので、

草物だけで生ける。

ストレリチアの花に葉がないので、

取り合わせに、ハランを選んだ。

皆さん、良い感じの作品に仕上がったが、

写真で撮ると、

前方にある花・葉は、長く大きく写り、

後方にある花・葉が、低く小さく写る。

結果、前と後ろの花・葉が同じ高さに写る。

平日は、

前方を少し低め、後方を少し高めには、

気をつけて生けている。

これは、ずっと前から、

分かっている事だが、

最初から、写真用の高さに生けると、

変な作品になる。

生けた作品は、正解作品だけど、

写真に撮って、正解に見える作品は、難しい。

難しい問題ですね。

カメラで撮った作品を、

1枚づつ、パソコンで大きくして、

選んでいます。

本日も、新風体立花・生花ハランの一種生け、

前の葉が、5センチは、高く写っていたので、

バランスが悪く、削除にした。

ブログに写真作品を掲載するのには、

苦労するんですよ。

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クルクマジンジャーとトクサ・・涼しさ感じる・生花

2020-08-21 | 西区民文化センター教室・木曜日・夜

生花・正風体

   

生花・新風体

   

   

2020. 8.20(木)西区民文化センター教室・夜

生花・・トクサ・クルクマジンジャー・リンドウ

トクサは、細くて長い。

フトイと違い、茎に節がある。

茎の肌は、ザラザラしている。

茎の中は、空洞。

夏の時期、木物が少ないので、

良く使われる花材。

長持ちするクルクマジンジャーと合わせて、

スッキリした、涼しさを感じる生花になった。

立花の方、今週初めが、市場が休みだったので、

真にする、しっかりした花材がなかった。

リンドウで、真・受・控にした。

茎が細いので、真の後ろに、

添え木を立て、その木にすべての役枝を、

ワイヤーで止めた。

2時間半で、頑張って仕上げた。

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ニューサイランの葉を丸・角にして・・面白い自由花

2020-08-20 | 安佐南区民文化センター教室・水曜日・夜

   

   

   

   

2020. 8.19(水)安佐南区民文化センター・夜

自由花・・ニューサイラン・カーネーション

     ソケイ・リンドウ・スターチス

ニューサイランの葉で、丸や角を作り、

全体のデザインを作った。

ニューサイランの葉の重さで、

剣山に生ける足元が、しっかりしていないと、

グラグラする。

2回目の立花を生けた方、

難しい立花を、頑張って仕上げました。

あと5回位、一緒に生けますので、

少しずつ覚えて下さい。

まだ、さっぱり分からないと思います。

立花の形・曲げる所・剣山に生ける位置は、

プリントを見て、必ず覚えてください。

形が、分かると、楽しい立花になります。

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ニューサイランの線とカーネーション・・面白い自由花

2020-08-19 | 安佐南区民文化センター教室・水曜日・午前

   

   

   

   

   

   

2010. 8.19(水)安佐南区民文化センター・午前

自由花・・ニューサイラン・カーネーション

     ソケイ・スターチス・リンドウ

ニューサイランで全体のデザインを作った。

ニューサイランの葉が硬いので、

形が作り難い。

ニューサイランで、形を作るのに、

40分位掛かった。

思わぬニューサイランの取り扱いが

難しそうで、困っていたのが印象的。

仕上がりは、面白い作品になった。

今週の月曜日は、お盆明けで、

花の市場が休みだった。

本日の花材は、

花屋さんが特別取り寄せてくれた。

立花の花材が入荷しないので、

自由花に変更した。

来週は、立花です。

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ハランの生花は、生花の基本がいっぱい

2020-08-08 | 明田眞子作品

2020. 8. 8(土)井田忠 可部教室

自分の稽古

生花・一種生け(御玄猪に配り)・・ハラン(9枚生け)

生花の基本を思い出す為、ハランを生けた。

ハランには、決まりがある。

*葉は、緑一色が良い。

*葉は、奇数で生ける。

*葉は、裏・表がはっきりしている。

*葉が右の葉、左の葉に分かれている。(陽葉・陰葉)

*葉の長さが色々、生ける高さに合わせて、

 葉の巾・大きさを選ぶ。

ハランの茎は細い、そして

つるつるしているので、生け難い。

本日は、葉の大きさが、

気に入ったものが少なかったので、

大きさを変えた葉がある。

生花を始める時は、「ハラン」から始めると、

基本になる事が、良く分かります。

たまには、基本を忘れがちになるので、

「ハラン」を生けましょう。

剣山で生けても良いです。

難しい「又木」でも練習を。

私の教室の、西区民文化センター教室を

第1・3・4土曜日に変更した。

井田教室も、土曜日・午前。

午後とか夜に、稽古に行けば良いが、

最近、教室した後は、すごく疲れるので、欠席が多い。

教室で、生徒の作品を直すには、

自分で、最初から生ける練習をしていないと、

直せない。

なるべく、稽古はしたい。

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