今から95年前の今日(11月8日)、地震学の父・大森房吉博士が亡くなった。
大森房吉は、近代地震学の礎をほぼ独りで築き上げ、1916年には日本人初のノーベル賞候補にも選出された。だが、日本史上最悪の大惨事をもたらした関東大震災を予知できなかった責任を一身に背負い、震災の僅か2カ月後の大正12年(1923)11月8日、震災で犠牲となった人びとの後を追うように急逝した。享年55。
→『地震学をつくった男・大森房吉』上山明博著、青土社刊
「 大森博士逝く」写真は、帝大病院を出る大森博士の遺骸(『報知新聞』大正12年11月9日付)
大森房吉は、近代地震学の礎をほぼ独りで築き上げ、1916年には日本人初のノーベル賞候補にも選出された。だが、日本史上最悪の大惨事をもたらした関東大震災を予知できなかった責任を一身に背負い、震災の僅か2カ月後の大正12年(1923)11月8日、震災で犠牲となった人びとの後を追うように急逝した。享年55。
→『地震学をつくった男・大森房吉』上山明博著、青土社刊
「 大森博士逝く」写真は、帝大病院を出る大森博士の遺骸(『報知新聞』大正12年11月9日付)