goo

『ニッポン天才伝 ―知られざる発明・発見の父たち』上山明博,朝日新聞出版(朝日選書829)

2007年09月25日 | 上山明博の本
日本人に独創性(オリジナリテイー) はなかったか?
世界に伍して先端的な研究に挑んだ
16人の業績と歩み


「日本人は独創性に乏しい」という言葉をよく耳にする。果たして本当なのだろうか?
明治以降の科学技術の歴史をひもといてみると,日本人による発明・発見が,生活のいたるところに活かされ,現代社会を支える技術として受け継がれていることがわかる。
日本人に独創性がないのではなく,日本人による多くの画期的な成果を正当に評価せず,歴史に埋もれさせてきたのもまた,日本人だったのではないか。
「化学の父」「アドレナリンの父」「酸化酵素の父」「ビニロンの父」「飛行機の父」「蓄電池の父」「放送の父」「地震学の父」「天気予報の父」「竜巻研究の父」「ペースメーカーの父」「胃カメラの父」「類体論の父」「特殊合金の父」「量子統計力学の父」「ゲル科学の父」。
世界に誇れる16人の業績とその歩みを,信頼できる資料をもとに読みやすく紹介する。

『ニッポン天才伝 ―知られざる発明・発見の父たち』上山明博(amazon)
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする