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近刊『北里柴三郎』の扉写真と,ゲーテ『ファウスト』の言葉

2021年08月25日 | 新刊本紹介
近刊『北里柴三郎:感染症と闘いつづけた男』(上山明博著、青土社刊、9月15日発売)の予約受付がすでにはじまったもようです。
下は同書『北里柴三郎』の扉写真です(校了版下より)。北里柴三郎が世界初の破傷風菌の純粋培養成功を記念して、1889年にベルリン大学衛生研究所の実験室で撮影したもの。
その後も北里は引きつづき破傷風の研究に専心し、やがて免疫血清療法を創出する。北里はその研究論文で、ドイツの文豪ゲーテの戯曲『ファウスト』の言葉を引いて結語とした。北里の免疫血清療法とゲーテのファウストに共通するキーワード、それは「血(ブローツ)」である──。

▶『北里柴三郎:感染症と闘いつづけた男』https://www.amazon.co.jp/dp/4791774124

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