カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

手をつなぐ 

2012-01-07 07:27:06 | リゾートホテル

昨日、沖縄県北部にある大宜味村の新春の集いにお邪魔した。大宜味村は、自然環境抜群の地域。とにかく、スローツーリズム、グリーンツーリズムには最適の環境にある。人口は、3,000人ともう少し・・・。そこの大宜味まるごとツーリズムの宮城さん、稲福さんとの出会いからお邪魔することになった。

初めての訪問が夕暮れ時で、自然観察はできなかったけど・・大宜味まるごとツーリズム事務所の広大な環境に正直圧倒された。私のホテルのある宜野座村も自然豊かだと思うが・・・宜野座村は、そのほとんどが米軍によって使用されていることから手付かずの自然へのコンタクトができない状態にある。

これからの沖縄観光を考えた時に、各地域がばらばらに何かを行うよりも、地域が連携して手をつないで共に知恵を出し合って行くことで、大宜味村の強みや良さと宜野座村の強みをそれぞれ発揮して行けば、これまでになかったものが生まれるのではないだろうか?

何を目指すのか?観光文化は、知恵だと思う。イベントも大切だが、人々がそこを訪れたくなるきっかけや要因をいかに見せるかだとも思う。当たり前にある目の前の風景は、そこに住む人にとっては当たり前だが、ツーリストには新鮮な感動につながるかもしれない。

たとえば、沖縄の北部4村(宜野座村、東村、国頭村、大宜味村)が手をつないで北部のエコツーリズムをマップ化するブリッジしてつないで行く。イベントリレーやヨーロッパのロマンチック街道のような見せ方を考える。先ずは、顔を見合わせて、知恵を絞ってみることから始めてみたらどうだろうか?昨夜の大宜味体験は、新しい新鮮なヒントを頂いたように思える。

 


最新の画像もっと見る