カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

食に取り組むこと

2011-12-07 07:12:38 | リゾートホテル

ホテルで、食と言うものを真剣に取り組むまでに3ヶ月かかった。結果的に言えば3ヶ月でスタートランに立てたと言うこと。新しいことに取り組み始めると必ず批評家、批判家が現れる。そんなこと何が重要なのか・・・集客営業が今は大切・・・とか・・・色々とご意見を頂く。

しかし、ホテルは1日で完成するものでもない・・まして5年間と言う月日が流れていた中で変わらない事実は動かしようがない。そんな中で、音楽会を開き、絵画を飾り、文化を発信できるホテルにしたいと考え・・ホテル着任時にオーナーと30分にわたって話し合ってここに来た。

文化にはもう一つ「食」がある。人々が健康で美味しい料理を長く召しあって頂くためにには、体に心使いをした料理を出して喜んで頂きたいと願って一生懸命に研究を始めた。宜野座村の栄養士の文乃さんと言う栄養士の方には、本当にご苦労をお掛けしている。

「カロリーだけでは駄目です。バランスが大切です。」とご指摘を受けて600㌍の食事にこだわらずに800㌍を切ることを目標を変えた。そのかわりバランス。3種類のイタリアンランチの平均カロリー621cal、たんぱく質17.5%、脂質24.7%、炭水化物56.9%ここまでこぎ着けた。

12月8日栄養士さんたちを招いて試食会。味覚。見た目。バランス。価格について確認をします。撮影もこの時に行います。ブログでアップします。

食は、美味しければいいと言うのではなく、きちんと計算された味覚やカロリーやバランスが心と体の健康を作る。ホテルに行って安心して食事ができると言うのは「安全」「衛生」は基本中の基本。全てここから始まるが・・安心、安全にもう一つ加えてみたいと考えたことが体にやさしい食事だった。

沖縄東海岸は、人に優しい環境と自然に満ちたエリア。来年、東海岸はブレークする。(笑い)

 


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