NPO法人あきた菜の花ネットワーク

NPO法人あきた菜の花ネットワークからのお知らせです。

【活動報告】 2009年度の菜の花栽培実験について(4)

2009-09-04 18:12:03 | 活動報告
続けての投稿です。
この写真はプラウという機械による耕起作業を写したものです。
本作業は最も排水条件が良い試験区だけにおいて行いました(8月22日実施)。
深さ20cmくらいを目安に土壌の「天地返し」となります。
これによって湿っていた土壌を表面に露出させ、乾燥を早めるというものです。

9月に入り、これからバーティカルハロー&ロータリ耕、施肥、種まきと慌ただしく作業が進みます。

本ブログではあまり紹介していませんが、秋田湾における大規模栽培実験の準備も着々と進んでいます。

また動きがあり次第、こちらで報告致します。

【活動報告】 2009年度の菜の花栽培実験について(3)

2009-09-04 18:04:22 | 活動報告
ネットワークの渡部です。
大分時間が経ってしまいましたが、その後の下新城水田の動きを報告します。
今回写真にあるのが、弾丸暗渠の設置です。
この水田、地権者の方にお聞きすると5年以上も未利用状態だったとのことで、その間荒れないようにと草刈りだけは行っていたようです。
ただ、農地を農地として利用していないことに変わりはなく、そうなると土壌の団粒構造がなくなったり、水はけが悪くなったりするようです。

そういうわけで、実験対象となる本水田、かなり水はけが悪く、このまま種を播いても芽が出ない恐れがありました。よってひとまず、全ての試験区で一定程度の排水性を保つために、弾丸暗渠を設置することにしました。
この作業は8月21日に実施しました。

どれだけ排水性向上に効果があるのか、ドキドキしながら見守る毎日です。