娘の一言

夕飯を作っていると娘が、

『お母さん、パパと結婚する前に何人と付き合ったの？？』


『！！！！』

う～ん、ここで正直に言ってもなぁ(笑)


『忘れた。○○も色んな人と付き合って大好きになったり、大嫌いになったりして大人になるんじゃないかなぁ』


『私ね、浮気したら、何浮気してんだよって絶対家から追い出すんだ～』



『！！！！！！！！？』


蛙の子は蛙なのか…(笑)
何も言えない私がいた(笑)

言霊

色んな迷いがあり、
以前から気になっていた占い師にみてもらう。

とてもパワフルな女性で64歳と言っていた。

離婚に迷いがあります…

そんな話から始まった。

私の名前、生年月日
夫の名前。

そんなことで分かるものだろうか？？

色々説明して下さり、

私の持っているものと夫の持っているものの夫婦は85%離婚している

と言われる(笑)

また、離婚しても私は67歳まで充実した運勢らしい。
なので、離婚しても大丈夫だとお墨付きを頂く。


ついでに私の守護神様と通信してもらい、離婚に賛成しているそうで。

何だか信じられないけど、おっしゃることがすごく当たってるので、人は生まれながらにある程度、運命が決まってるんだなぁと実感。



最後は神頼みか…
と言われそうだけど、背中を後押ししてもらった感がある。

あと１ヶ月で占いはやめて、今後は祈祷師になって、守護神と相談者の間をもつと言っていたな。
また相談に行きたいけど、こんなに悩むことはもうないと運命を信じよう。


そうそう。
今年中に年上男性との出会いがあるって言ってたな(笑)

離婚までの道のり～調査～

今日は探偵さんが言っていた、気が緩んで会うだろうと予測した日。


朝2時に出勤…
残念。

探偵さんに連絡。

調査中止。
レンタル車両代と時間パックの3時間が消化となる。


残りの時間は数時間。
かなり警戒しているので、動向が読めず。
どこで使うかなぁ。

離婚までの道のり～揺らぎ～

娘の誕生日の週末。


娘の希望で『家族でお出掛けしたい』


八景島シーパラダイスへ。


久しぶりに自家用車に乗る。

この車の助手席はあの女が座っていたのか…とか
いちゃついてる写真の像が脳裏に浮かぶ。


そんなこと考えても仕方ないのになぁ…
この密室は辛いな…


シーパラは楽しく、娘も夫も私も自然に会話していた。


帰りの車で娘はぐっすり眠っている。

当たり前の光景。


私が全てを許して、我慢すれば、娘の笑顔は守れるのかなぁ…

この1年の苦しみをまた繰り返すのだろうか…

孤独なままなのだろうか…


夫はきっとこのままだろう…


色々考えていると涙がボロボロ流れる。

静かに流していたから、夫は気づいていない。
気づかない振りをしていたのかも。


探偵さんが言ってたな。
真実を知ると全て浮気に結びつけてしまうから、相手を信用できなくてうまくいかなくなるんですよ。

パンドラの箱を開けたのは私かもしれないのね。

離婚までの道のり～報告3～

女の調査終了。

さて、この情報をどう使うかなぁ。

今は慰謝料を請求する気はないけれど、
探偵さんは
娘さんの将来に使えばいいんじゃないですか？
と言っていた。

苦痛料ですよって。

離婚までの道のり～進展～

土曜日に
話し合いたいと言われ、娘の居ない時間に話し合い。

家は出ていく
賃貸を探す
俺にも財産の分与が必要だ


一つ一つ冷静に聞こう。


娘の為に資産としてこの家に暮らしたい
離婚後も娘とはいつでも会えるようにする
いつ出ていくのか？
養育費はどうするのか？

淡々と話は進んだ。

1年以上遊び続けて、苦しかったこと。

昼間からラブホでSEXして、その足で習い事を終えた娘を迎えに行くのが耐えられなかったこと。

春休みなのに娘より女に夢中で朝からラブホに行っていたこと。
そんなこんなで、今は早く出ていって欲しいこと話した。

その女はね、
ホテトルなの。
ただ、淋しくてお金払って欲求を満たしてたの。


思わず笑ってしまう。

ホテトル…


苦肉の策か…(笑)


何笑ってるんだ？


いやいや、ホテトルね…


あえて言わなかった。

分かっているから。
今、付き合っている女と早く一緒にいたいから、出ていくことを選んだこと。
でも、それでいいやと思った。


協議離婚できて、家も手に入るならそれでいいと思った。



最後に夫が
お前に全部あげるよ
と涙ぐんで言った。


その後、探偵に連絡。
話し合いの経緯を説明。

あなたの思うように進んでよかったですね。
最後の最後に気が変わって揉めることがよくありますから、調査の件は切札として持っておきましょう。

浮気夫の常套手段です。
ホテトルとのSEXは不貞には当たらないので、あなたが慰謝料を請求できなくなるんです。きっと調べたのでしょうね。
でもね、ホテトルはホテルで会ってホテルで別れるので、ご主人のように送り迎えをしたり一緒に買い物はしませんからね。彼女のことを守っているつもりでしょう。


今週、女性の調査をして、来週は時間が余ってる(時間パック料金の契約)ので、ご主人を調査して終了しましょうか？きっと話し合いが順調なので、気が緩んで会いますよ。


思わず笑ってしまう。
さすがプロだなぁ。

夜はずっと物件検索をしていた夫。
そりゃ、張り切るよな…(笑)

こうして眺めれる。
私も心の整理がついたということか…

離婚までの道のり～女の調査～

さて、調査は続いている。


今は女の職場と名前、家族構成を調査中。

調停に向けて、女の情報は必要ならしい。あと、慰謝料の請求をするときの為に。


女は同じ区内に暮らし、旦那がいる。
子供はいないけど模様。
マンションも分かり、職場も分かった。


家から近いラブホに毎週行っている。
随分、警戒心がないのね(笑)


何故、職場まで？？
と思ったら、
慰謝料の請求は内容証明を職場に送り、弁護士が間に入って示談が普通らしい。


そこまでするかは今は考えられないけれど…


いづれにしても、探偵ってすごい調査力なのね。

離婚までの道のり～いまさら～

毎週水曜日はラブホテル行っていたのに、家に居る。
娘の春休みさえラブホテルに行っていたのに。


さすがに諦めたか。


娘が習い事で居ない時間に話し合った。

ダメだよ…家でたらダメだよ…
泣いている。

このまま一緒に居てもまた、同じ繰り返しなこと。
喧嘩ばかりで娘の為によくないこと。
収入も貯金の額も知らされず、将来がみえないこと。


話した。

ダメだよ…
もう大丈夫だから…
ダメだよ…
出ていったら離婚するってことだろ？
家族で居たいよ…

泣いている


ぎゅーっと抱きしめられたのはいつぶりか。


私も泣きながら言った。

もう遅いよ…
真実を知ってしまったから…


夫の身体に手を回すことはなかった。


泣き崩れてしまった夫。

遅すぎた…
悩むには長すぎた…

離婚までの道のり～涙の誕生日～

今日は私の誕生日。

突き抜けるような快晴。
家の前の桜が舞い散る景色が悲しく感じる。


毎年、自分の誕生日はとても嬉しいのに。


こんなに重苦しい誕生日があるのね。


朝、娘から手紙のプレゼント。


ママ、たんじょうびおめでとう。
いつもなやみをきいてくれたりしてありがとう。

ママ、プレゼントにビールを2、3こかってあげるね。でも、こどもにはうってくれないから、おかねわたすからママがかってね。


何とも温かい…


友人からのメールに涙。


｢人間は傷ついたら泣くんだよ、って

それでもまた立ち上がって生きていくんだよっていう姿を

○○ちゃんに見せてあげたらいいと思う。｣


電車の中で、ボロボロ涙がこぼれる。


夫が帰宅。

何でそんな目で見るんだ？

一番裏切られたくない人に裏切られて、何を信じていいか分からないから。


頼む、頼むよ。
娘と一緒に居させてくれ…
ただの友達なんだよ…

涙で土下座。


あなたのやったことが全てでしょ？
その事実は消すことはできないんだよ。
信用できない人とは暮らせないよ。

娘が帰宅したので、話は中断。


土下座されてもなぁ…
この期に及んで友達と言い張る。
友達とラブホに行けるなら幸せね。


夜、食事に行く気にならず宅配ピザで終了。

友人からのライン。


○○ちゃんは私の分身だよ


またまた涙。
あー、今日は涙涙の誕生日だったなぁ。
来年は笑っていたい。

離婚までの道のり～娘のこと～

朝、頭が痛いと言う。

熱はない。

母親が号泣しているのを見れば頭も痛くなるだろう。

ごめんね。


ママのこと心配し過ぎて頭が痛いんだね。
ごめんね。
ママはもう泣かないから。
心配しなくていいのよ。

ぎゅっと抱きしめる。


その日の夜、夫とは目も合わさず。


「ママ、お父さんと話さなかったね」

布団の中で。


翌日の朝も頭が痛い…

熱はない。

心配しなくていいからね。
ママはあなたが大好きだから。

ぎゅっと抱きしめる。

大人の都合に振り回されて…
ごめんね。