滝川第二中学校・高等学校演劇部

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踊る大創作線2 by 若旦那

2006-02-02 | 第7期部員の活動日誌

どうもー。久々に私、若旦那が活動日誌を書かせて頂きます。

今日も、資料作りの一日となりました。
春秋座に向けて、次々と資料を制作していきます。
音響リスト、照明進行表、舞台、音響、照明きっかけ入り新台本・・・。
そして、完成したそれぞれの資料は無くならないように
「ラック一号~田中さん~」に収められていきます。
作っといてよかった~

しかしながら、資料作りという作業は必ずしも全員に仕事が回るわけではない
というのは、過去このブログを見て頂いている方なら分かると思います。
今回は、先生方が忙しく、俺とalakawaと大さんの三人が手持ちぶさたになってしまいました。

皆、じっとしてても仕方がない。ということでエチュードを。
「誰がどこで何をした」をやりました。
三人で一つずつパートを決め
「だれだれが!」
「どこどこで!」
「なにをした!」
と一斉に叫ぶのです。そして、それきっかけで
完成した設定でエチュード開始。

ちなみに、出てきたいくつかの例を紹介。
「図書委員長が オフィスで アルバイトした!」
「引きこもりの青年と家族が トイレで インターネット!」
「ヤンキーが 母校で 掃除した!」

・・・最後のは打合せなしに「ヤンボコ」になってびっくりしたり、
二つ目、インターネットて。
今思えばおかしなお題ばっかりですね・・・

踊る大創作線

2006-02-02 | 第7期部員の活動日誌
今更感ただようタイトル!
しかし、中身はホットな話題。
デュアルに進行する台本製作と漫才練習の狭間に中学生は何を見たのか?
事件はリアルタイムでおきている!?

前回の日誌にも書いたように今日は台本作りを敢行しました。
昨日と違うところは、なんと中学生のフレッシュな少年少女達がお手伝いとして来てくれたのです。
まさしく、てんやわんやの一言に尽きる。そんな三時間でした。

まず、昨日できた台本を刷ります。
これがプロトタイプ脚本となります。
このプロ本の上の部分に、照明・音響・舞台・ピンの4種の進行を書き込めるスペースを貼り付けていきます。

これがまた一苦労、6人ぐらいで一気にとりかかります。
おスミ先生が学校を出はる5時までになんとか張る作業を終えるため急ピッチで進めていきます。

そんな状況下でも、10人近くいる中学生はどうしても手持ち無沙汰になってしまいがちです。
そんな時は、目下中学生が練習に取り組んでいる漫才の練習の方にいってもらいました。
こうして部屋の中は糊を張る音と漫才の声の交じり合う異様な雰囲気となっていったのです

さて、糊を張り終わると今度はそれを中学部部長がおスミ先生の下へと届けに走ります。
その間、若干暇になった高校生たちも中学生と一緒に漫才の練習。
中学生と一緒に漫才に興じる我が相方はいつも以上に元気そうでした(笑)

若旦那はここぞとばかりに中学生の漫才指導に励みます。
若旦那「俺はこいつらを最強にする!」
若旦那の目が燃えていました。

そんな私も「見てくださーい」と言われたので見ることに。
あんまり指導することは得意じゃないので、
なんか言いこと言おうと気合を入れて見入ろうとしたのですが・・・
単純に面白かったのでついつい笑ってしまい、そんなこと考えている暇はありませんでした。

色んな人が一つの漫才をやる、
今回は『君死に』の最初の漫才に挑戦しているわけですが、
どのコンビもそれぞれの持ち味を出してきて全然違うものが出来つつあるのが感じられました。

わしら日々ケイコ・マナブも負けてはいられないな、少しあせりも生まれたり。

そんなこんなしていると書き込みスペースの張られた脚本が届きました。
早速、スペ本の製作にとりかかる高校生たち。
中学生は更に漫才を煮詰めていきます。

とりあえず最後まで書き込みが完了したスペ本、明日は製本作業のみです。

懺悔:
プロ本とかスペ本とか誰も言ってません。
むしゃくしゃしていた、ネタが欲しかった。
今は反省している。

「若&大」ラックを作る-終章-

2006-02-02 | 第7期部員の活動日誌
突発的に始まったこの企画。
構想半日、延べ製作時間1日。
驚異的なスピードで仕上がった作品を早速ご紹介しましょう。
今回は携帯ユーザーの方でも見れるように画像を上げておきました。


それでは、まずは三面図をお見せしましょう。

どうですか、この存在感。
障子の大きさを軽く超えるほどの高さです。
特徴はこの斜め式チラシ置き。
これがなんと5箇所、B5サイズのチラシなら10種類置くことのできるスペースとなっております。
そして、最上部の平坦な部分には今まで演劇部が受賞してきた盾を飾ることができるのです。



回転させてみるとこのような具合になっております。


製作者三人で記念撮影:左から、若旦那・大さん・新川

早速使ってみました。

このように賞状までいれることができます!


私たちの足跡がこうしてまたひとつ刻まれたのでした。

・・・。

新川「ところでさ、このラックの名前どうする?」
大さん「それを忘れとった」
若旦那「『ラック一号・田中さん』で決定!」
新川・大さん「え!?」
新川(・・・もしかして)
大さん(・・・これがオチですか)
若旦那「いいんじゃね、田中さん!はっはっはっは」
新川・大さん「ははは・・・」

っと、いうわけで皆さん。
ラック一号・田中さん
大切にしてやってくださいね。

                   by,若&大(+新川)









おまけ:今回のボツ画像

回転回転回転開店回転…って回りすぎや!


GIF動画作成はこのサイトを利用させてもらいました、ありがとうございます。
GIFアニメ工房

「若&大」ラックを作る3

2006-02-02 | 第7期部員の活動日誌
あまりの孤独な作業に耐え切れなくなった若旦那の帰還

若旦那「ちょっと、誰か一人来てえな!」
大さん「新川行ってくれ、あとはやるから」
既に片側を済ませた大さん、ここはお言葉に甘えることにしましょう。
新川「わかった、じゃあ行こうか」

滝二のピロティでダンボールを敷き若旦那は作業をしていたようです。
何せ、この日は雨。コンディションは最悪でした。
若旦那「どんどん作るのはいいが、全然乾かんな」
新川「ほしたらさ、隣の教室で暖房きかして乾かすってのはどうよ?」
若旦那「なるほど!その作戦でいってみよう」

うちの部室はプレハブ教室の二部屋あるうちの一部屋を借りています。
もう一部屋の教室は授業などで使われているのですが、
掃除をするという前提の下で使わしてもらうことにしました。

こうして若旦那は塗装、新川は乾かすといった具合に役割分担がなされたのです。

大さん「側面部分完成したで」
大さんも合流し、塗装作業を手伝います。

大さん「それにしても、若旦那のスプレー技術はすごいな。ムラが無い」
若旦那「まぁ、昔色々やってたからな」
大さん「何やってたん?」
若旦那「落書き」
大さん「・・・そんな時代もあったんか」
若旦那「嘘や、嘘!信じんといてぇな!」
とまぁ、こんな感じにわきあいあいと作業は進んでいきました。


教室に並べられた材料の数々、ただいま乾かし中。
大さん「乾かないな」
新川「というか、いい加減臭い」
若旦那「それじゃ、窓開ければええ。それから扇風機持って来い!」
新川「せ、扇風機!?」
若旦那「そうや、風を起こして乾燥させるんや!」

ぶーんっってな具合に扇風機を回します、リボンがキュートですね。

乾かす間、若干暇な三人。
とりあえずそこらへんの物をネタにして会話を繋げます。
若旦那「ちょっと、これ見てよ。床にスプレーかからないように作った、このダンボール」

底の部分が全部真っ黒に、どうしたらこうなってしまうのか?
新川「うわ、習字に使う『硯』やね。これじゃあ」
大さん「こんだけ下に付いてたら、そら5本も使うわな」

総スプレー数5本+ミニ、残ったのは一本のみです。

そんなこんなしている間に全ての乾かす作業が終了しました。

若旦那「じゃ、早速組み立てようか」
新川・大さん「おう!」

ここからは写真メインで進めていきます。


まずは側面の部分、片側を床に寝かせます。


次に底の部分を釘でつなぎ合わせ。


側面のもう一つの片側も釘で打ちつけてあわせていきます。


下から見上げる感じに撮影してみました、このラックの大きさが伝わってくる一枚です。


次に一番下の前面の部分を打ち付けます。
これを見るとめくりの構造にどことなく似ている気がしますね。


今度は反対側、屋根の部分です。
長さの違いが判明しちょっと困惑しましたが、なんとか調整することができました。


そして物を置く部分を一枚づつ挿入し、打ち付けていきます。


とまぁ、こんな具合に全部を挿入することができました。

・・・。

あれ?


新川「一枚余ってる・・・」
若旦那「うわー、作りすぎたー!!!」
この一枚は後に奇跡を起こすことになります・・・。

さて、ここで一旦小休止。立ててみることに。

新川「すげぇ・・・」
大さん「まさか一日でここまでできるとはな」
若旦那「あぁ、ラストスパート。気合いれていこうや!」
大さん・新川「おう!」


一番上の部分に盾を置くスペースを作るため、平らな板を打ち付けていきます。


こんな感じに設置完了。


さて、残る問題はこの余りの板です。

どうしたものかと頭を悩ませる三人。
そんな時、ふと大さんの目が底の部分に向かいました。

前面で隠してはいますが、そこには構造上どうしてもできてしまう窪みがあったのです。
大さん「・・・この部分綺麗じゃないな」
若旦那「確かに」
新川「いっそのこと蓋しちゃえば?」
・・・。
大さん・若旦那「それだ!」


大きさはピッタリです!

残す作業は最後の釘を打ち付けるだけとなりました。
大さん「まずはわしから」
トントントン!
今日一日の出来事が皆の脳裏によぎります。
新川「次は僕が」
どれだけつまづいても最後まであきらめませんでした。
カンカンカンカン!
若旦那「最後は俺が!」
今、ラストの一打が打たれます。
ターンッ!


・・・。



~ラック・完成~

次回、ラック作り最終章



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