先日の打ち合わせに続いて今週二度目の大イベント、「取材」
三年である大さんと私は昼に学校入りし、記者さんを迎える準備を始めました。
打ち合わせのドタバタで散らかっていた書類を纏め、
掃除不足でたまっていた床のほこりを排除し、
隣の部屋をメイクのできる楽屋へと改造しました。
写真:机の上には汚れ防止のサランラップ。鏡もあるよ。
午後三時、明日が滝二の入試ということで授業が早く終わったメンバー達がぞくぞくと集結していきます。
=============================================================
ここで補足説明。
この日は高校生だけだったのです。
何故かというと中学生部員が学校指令で帰らされたからです。
なにやらインフルエンザが流行っている影響で、
部活するなら家帰って休めってことになったようです。
ですから、必然的に高校生だけの通しになったのです。
=============================================================
それと時を同じくして若旦那もひょっこりと登場しました。
全員がジャージに着替えたところで走りにいきます。
何故今回、僕が走ることを選んだかというと、
時間短縮のために何をすれば一番からだが暖まるか?
それを煎じ詰めて考えてみると、
「走ることが最良のウォーミングアップである」という結論に達したからです。
走り終え体も暖まったメンバーたち、
役者はメイクを始め、スタッフは通しのできる状態を作り始めました。
メイクをする前にやらないければならないこと、
それは着替えです。
化粧した後に着ようとなると、衣装に化粧がついてしまいますからね。
というわけで各自着替えに入る役者。
写真:若旦那は帯を下ろすのに飛んだり跳ねたりしています。
写真:ケイコさんが茶子ちゃんの帯を締めています。
さて、この二枚の写真を見てもわかるように、
うちの芝居は着物が多いということにお気づきではないでしょうか?
去年のコンクールは6人全員総着物でしたが、今年も全5役中3役が着物なのです。
しかし、それは裏を返せば準備に結構な手間がかかるということでもあるのです。
着物の美しさの影では、何十分もの着替え時間が必要となるからですね。
新川「それってなんかいいよな、湖の白鳥みたいでさ」
大さん「優雅な白鳥は見えないところで足をばたつかせてるっていうあれか」
若旦那「・・・お前、一人だけ着物ちゃうやろが」
新川「そう、僕だけ着物じゃないのよ。お着替えごくろうさまであります!」
若旦那「こ、この野郎!部室の藻屑にしてくれるわあぁー!」
新川「ひぇー、お許しを~」
・・・とまぁ、たまにふざけあいながらも着替え完了。早速メイクです。
写真:師匠とマナブのメイク姿、この写真上手い具合に顔隠れてます(笑)
写真:手に馴染ませます、直に塗ると悲惨なことなるからね。
写真:ケイコと茶子ちゃん、スポンジを使ってせっせと地塗り中。
そんなこんなでメイク完了!
通しの準備もバッチリです。
後は記者さんを待つのみだ!
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
新川「で、・・・何しよう?」
若旦那「じゃ、ミーティングで」
瞬時に輪になる部員たち。
新川「なんのミーティングよ」
若旦那「ここ最近の通しに対する冷静な考察、及び今日の通しに向ける意気込み」
茶子「む、むずかしいですね・・・」
結構重い話題となったこのミーティング、
しかし、これにより皆が今日の通しを成功させたいという思いを共有することができました。
記者さん「はじめまして、こんにちは」
部員一同「こんにちは!」
記者さん到着、部室内に緊張が走ります。
いぐりん「落語作家もやっております、いぐりんというものです」
記者さん「あ、これはどうも」
名刺を差し出すいぐりん先生、大人の付き合いってやつですな。
記者さん「それじゃあ、まずは普段の練習を見せてもらって。それから取材ということでいいですか?」
いぐりん「これから通しを見ていただくってのはどうでしょうか?」
記者さん「あ、じゃあ見させてもらいます」
いぐりん先生が大人の付き合いをしている間に、
役者は楽屋でそわそわしていました。
新川「き、緊張する・・・」
ケイコ「大丈夫ですよ、先輩」
後輩に励まされる先輩の図(笑)
私、情けないのが信条ですから。
おスミ先生「あ、どうもこんにちは。顧問のおスミです」
顧問兼演出のおスミ先生も到着し、早速通しを始めることに。
今回は中学生がいないということで、
第3顧問のアサデン先生も上手に入ってもらうことに。
こうして通しが始まりました・・・。
写真:徐々に体が暖まってくるのを感じた通しでした。
写真:写真を撮る記者さん。
・・・通し終了。
新川「ありがとうございました!」
ケイコ「ありがとうございました!」
この後机を囲んで輪になって取材を受けました。
その取材の模様は・・・記事になるのをお楽しみにってことで。
いつの記事か言ってもいいか許可取り忘れたのですが・・・。
一週間以内に記事になって世に出回ります。
某新聞社です、この一週間は色々な新聞に目を通してください(笑)
取材に必要不可欠である年齢、それを記者さんが聞いていた際に発覚したことなのですが。
この日はなんと茶子ちゃんの17歳の誕生日でした!
即効で誕生会ムードにまで盛り上がる部員たち。
はっぴばーすでぃ、でぃあお茶子さ~ん。
はっぴばーすでぃ、とぅーゆー~♪
プレハブ内に拍手の音が響き渡ります。
さて、話は戻ります。
記者さんは本当に感じのよい方でした。
記者さん「笑ったり泣いたり、感情移入してしまうと客観的に見れないんですよ。だから、私も記者を演じているんです」
その道のプロは言うことが違います、私の耳に残った記者さんの一言であります。
そんなこんなで、無事取材を終えることができました。
イベント続きの今週、ようやく一息つけそうです。
・・・。
しかし、休み明けの明後日は何を隠そう合宿です。
イベント続きの今週、そのフィナーレは「最後の合宿」
これで決まりです!
三年である大さんと私は昼に学校入りし、記者さんを迎える準備を始めました。
打ち合わせのドタバタで散らかっていた書類を纏め、
掃除不足でたまっていた床のほこりを排除し、
隣の部屋をメイクのできる楽屋へと改造しました。
写真:机の上には汚れ防止のサランラップ。鏡もあるよ。
午後三時、明日が滝二の入試ということで授業が早く終わったメンバー達がぞくぞくと集結していきます。
=============================================================
ここで補足説明。
この日は高校生だけだったのです。
何故かというと中学生部員が学校指令で帰らされたからです。
なにやらインフルエンザが流行っている影響で、
部活するなら家帰って休めってことになったようです。
ですから、必然的に高校生だけの通しになったのです。
=============================================================
それと時を同じくして若旦那もひょっこりと登場しました。
全員がジャージに着替えたところで走りにいきます。
何故今回、僕が走ることを選んだかというと、
時間短縮のために何をすれば一番からだが暖まるか?
それを煎じ詰めて考えてみると、
「走ることが最良のウォーミングアップである」という結論に達したからです。
走り終え体も暖まったメンバーたち、
役者はメイクを始め、スタッフは通しのできる状態を作り始めました。
メイクをする前にやらないければならないこと、
それは着替えです。
化粧した後に着ようとなると、衣装に化粧がついてしまいますからね。
というわけで各自着替えに入る役者。
写真:若旦那は帯を下ろすのに飛んだり跳ねたりしています。
写真:ケイコさんが茶子ちゃんの帯を締めています。
さて、この二枚の写真を見てもわかるように、
うちの芝居は着物が多いということにお気づきではないでしょうか?
去年のコンクールは6人全員総着物でしたが、今年も全5役中3役が着物なのです。
しかし、それは裏を返せば準備に結構な手間がかかるということでもあるのです。
着物の美しさの影では、何十分もの着替え時間が必要となるからですね。
新川「それってなんかいいよな、湖の白鳥みたいでさ」
大さん「優雅な白鳥は見えないところで足をばたつかせてるっていうあれか」
若旦那「・・・お前、一人だけ着物ちゃうやろが」
新川「そう、僕だけ着物じゃないのよ。お着替えごくろうさまであります!」
若旦那「こ、この野郎!部室の藻屑にしてくれるわあぁー!」
新川「ひぇー、お許しを~」
・・・とまぁ、たまにふざけあいながらも着替え完了。早速メイクです。
写真:師匠とマナブのメイク姿、この写真上手い具合に顔隠れてます(笑)
写真:手に馴染ませます、直に塗ると悲惨なことなるからね。
写真:ケイコと茶子ちゃん、スポンジを使ってせっせと地塗り中。
そんなこんなでメイク完了!
通しの準備もバッチリです。
後は記者さんを待つのみだ!
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
新川「で、・・・何しよう?」
若旦那「じゃ、ミーティングで」
瞬時に輪になる部員たち。
新川「なんのミーティングよ」
若旦那「ここ最近の通しに対する冷静な考察、及び今日の通しに向ける意気込み」
茶子「む、むずかしいですね・・・」
結構重い話題となったこのミーティング、
しかし、これにより皆が今日の通しを成功させたいという思いを共有することができました。
記者さん「はじめまして、こんにちは」
部員一同「こんにちは!」
記者さん到着、部室内に緊張が走ります。
いぐりん「落語作家もやっております、いぐりんというものです」
記者さん「あ、これはどうも」
名刺を差し出すいぐりん先生、大人の付き合いってやつですな。
記者さん「それじゃあ、まずは普段の練習を見せてもらって。それから取材ということでいいですか?」
いぐりん「これから通しを見ていただくってのはどうでしょうか?」
記者さん「あ、じゃあ見させてもらいます」
いぐりん先生が大人の付き合いをしている間に、
役者は楽屋でそわそわしていました。
新川「き、緊張する・・・」
ケイコ「大丈夫ですよ、先輩」
後輩に励まされる先輩の図(笑)
私、情けないのが信条ですから。
おスミ先生「あ、どうもこんにちは。顧問のおスミです」
顧問兼演出のおスミ先生も到着し、早速通しを始めることに。
今回は中学生がいないということで、
第3顧問のアサデン先生も上手に入ってもらうことに。
こうして通しが始まりました・・・。
写真:徐々に体が暖まってくるのを感じた通しでした。
写真:写真を撮る記者さん。
・・・通し終了。
新川「ありがとうございました!」
ケイコ「ありがとうございました!」
この後机を囲んで輪になって取材を受けました。
その取材の模様は・・・記事になるのをお楽しみにってことで。
いつの記事か言ってもいいか許可取り忘れたのですが・・・。
一週間以内に記事になって世に出回ります。
某新聞社です、この一週間は色々な新聞に目を通してください(笑)
取材に必要不可欠である年齢、それを記者さんが聞いていた際に発覚したことなのですが。
この日はなんと茶子ちゃんの17歳の誕生日でした!
即効で誕生会ムードにまで盛り上がる部員たち。
はっぴばーすでぃ、でぃあお茶子さ~ん。
はっぴばーすでぃ、とぅーゆー~♪
プレハブ内に拍手の音が響き渡ります。
さて、話は戻ります。
記者さんは本当に感じのよい方でした。
記者さん「笑ったり泣いたり、感情移入してしまうと客観的に見れないんですよ。だから、私も記者を演じているんです」
その道のプロは言うことが違います、私の耳に残った記者さんの一言であります。
そんなこんなで、無事取材を終えることができました。
イベント続きの今週、ようやく一息つけそうです。
・・・。
しかし、休み明けの明後日は何を隠そう合宿です。
イベント続きの今週、そのフィナーレは「最後の合宿」
これで決まりです!