滝川第二中学校・高等学校演劇部

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しっかり勉強しよう

2006-02-28 | 第8期部員の活動日誌
期末テスト3日前に突入。
日々ケイコは昭和18年に舞台で「漫才か藤田さんか・・・」と、二者択一の選択をしました。

現役高校生のケイコは今、英Ⅱか古典かどっちからやるべきか、いやアカン 日本史も苦手で、はたまた、現国は不得意、生物は意味がわからない
もう、何から手をつけて良いかわからんッ
と、いう情けなさです
全教科の12者択一を目下迫られ、こうなると選択肢が多すぎて、選択することに疲労困パイ ちょっとだけ寝よう



いやいや寝たらあかん突然の話題転換で申し訳ないのですが、
勉強できる今の私らの世界を幸せやと思わなアカン。あの戦争の時は、勉強したくてもできずに学徒出陣で駆り出された人かてぎょうさん居てはったんや」(セリフ調)

祖父から、教員になる夢を持って上京し、あとわずかで卒業という時に、赤紙が来た話を聞いて、胸のつぶれる思いをしました。



去年の8月にオスミ先生に連れていってもらった、明石市立市民会館。そこで、今井雅之さんの【THE WINDS OF GOD~零のかなたへ~】を観ました

あの日私は、芝居の持つ力をすごいと思いました。伝えたいものがきちんとあって、それを観客に伝えられているかどうかということ。
今井さんは作・演出・出演で、戦争なんかしちゃあいけないよ、争っちゃいけないよって、一人でも多くの人に伝えるということをライフワークにしているのです。
感動しました

この日私は役者になりたいと思いました。伝えるべきことを、私の声や顔や身体や魂で、一人でも多くの人に伝えたいというエネルギーへの共感から。


あの芝居を観た夏以降、先生方と毎日考えました。

今、何を最も伝えるべきか

こうして生まれたのが「君死にたまふことなかれ」でした
良い脚本です。これだけの脚本で初舞台を踏めたことは、幸運でした。しかし、私自身は勉強不足です。

やっぱり現役高校生はしっかりと勉強すべきですよね?
「いぐりん先生の古典は難しすぎるから、ハナから捨てた。」
なんてダメですよね?(反省)

部員一同、ここはしっかりと勉強しましょう
コメント (5)
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