福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

嘘を付くのは良くない事だけど、嘘を付かせてしまう原因もそこにはある。

2024年07月18日 | 高校野球 中学野球
朝のNHKドラマ「虎と扉」を観ていて

子供が31点のテスト解答用紙を84点に書き直した。

84点を取ったと思った虎は、解答用紙も見ずに

「次は100点を取る」ように

そんな子供の苦痛を感じた虎の弟が告白。

偽装問題は、親にも判明して

虎は子供に謝った。

嘘を付くのは良くない事だけど、嘘を付かせてしまった私の責任だ・・・と


以前昔あった・・・学童の頃の事が忘れず

子供の野球レベルを過大評価しているモンスター親父が居た。

マウンドに立つと、緊張してストライクが入らない。

顔面は真っ赤になり挙動不審になる

どうしたものか?と考え、ある試合前に当時の監督=現山本コーチに

「5~6点までは許してやって我慢して使ってやって」

そして、部員に

先ず、マウンドに行ったら3回ピョンピョンと飛びなさい。

そして、親と野球やらずグランドと野球をやれ

と伝えて、マウンドに送り出した。

案の定、マウンドに行くと爺様との約束は忘れ、ピョンピョンしない。

顔面は紅潮して、ストライクも入らない。

おまけにベンチを見ずに親の顔色ばかり見ている。

1回が終らない・・・山本コーチも意を汲んでくれて我慢。

結局、何一つ約束が守れないまま降板。

そこからだ・・・その夜

モンスター親父から「何で肩が痛いと言ってるのに投げさせるんや!」

顎が外れた。

他にもある・・・

当時の監督=現横山代表の時。

「先発行くぞ」・・・「肘痛いので今日は無理です」

その日の夜、「何で家の息子を出してくれないのか?」

又もや顎が外れた。


昔の頃で今はそんなモンスターは居ないのがオールスター福井の特徴だが

考えてみて欲しい。

何故そんな嘘を付くのか?

肩が痛い・・・肘が痛い等一切聞いてない。

しかし、親の前になると、嘘を言ったり誤魔化したりするのか?

怒られるから責められるからだ・・・親から

良く、親の顔色を伺いながら野球をしている子供を見るが

そんな子供ほどそういう傾向にある。

無言のプレッシャー・・・そして無言の圧力だ。

爺様も同じ過ちを起こした張本人だ。

だから、必死に頑張っている子供に結果だけで判断して欲しくない。

プレッシャーを与えれば与えるほど子供は小さくなります。

字のごとく、「親」は「木」の上に「立」って「見」て上げて下さい。

笑顔でね!


しかし、大人も嘘は付くけどね・・・