朝のNHKドラマ「虎と扉」を観ていて
子供が31点のテスト解答用紙を84点に書き直した。
84点を取ったと思った虎は、解答用紙も見ずに
「次は100点を取る」ように
そんな子供の苦痛を感じた虎の弟が告白。
偽装問題は、親にも判明して
虎は子供に謝った。
嘘を付くのは良くない事だけど、嘘を付かせてしまった私の責任だ・・・と
以前昔あった・・・学童の頃の事が忘れず
子供の野球レベルを過大評価しているモンスター親父が居た。
マウンドに立つと、緊張してストライクが入らない。
顔面は真っ赤になり挙動不審になる
どうしたものか?と考え、ある試合前に当時の監督=現山本コーチに
「5~6点までは許してやって我慢して使ってやって」
そして、部員に
先ず、マウンドに行ったら3回ピョンピョンと飛びなさい。
そして、親と野球やらずグランドと野球をやれ
と伝えて、マウンドに送り出した。
案の定、マウンドに行くと爺様との約束は忘れ、ピョンピョンしない。
顔面は紅潮して、ストライクも入らない。
おまけにベンチを見ずに親の顔色ばかり見ている。
1回が終らない・・・山本コーチも意を汲んでくれて我慢。
結局、何一つ約束が守れないまま降板。
そこからだ・・・その夜
モンスター親父から「何で肩が痛いと言ってるのに投げさせるんや!」
顎が外れた。
他にもある・・・
当時の監督=現横山代表の時。
「先発行くぞ」・・・「肘痛いので今日は無理です」
その日の夜、「何で家の息子を出してくれないのか?」
又もや顎が外れた。
昔の頃で今はそんなモンスターは居ないのがオールスター福井の特徴だが
考えてみて欲しい。
何故そんな嘘を付くのか?
肩が痛い・・・肘が痛い等一切聞いてない。
しかし、親の前になると、嘘を言ったり誤魔化したりするのか?
怒られるから責められるからだ・・・親から
良く、親の顔色を伺いながら野球をしている子供を見るが
そんな子供ほどそういう傾向にある。
無言のプレッシャー・・・そして無言の圧力だ。
爺様も同じ過ちを起こした張本人だ。
だから、必死に頑張っている子供に結果だけで判断して欲しくない。
プレッシャーを与えれば与えるほど子供は小さくなります。
字のごとく、「親」は「木」の上に「立」って「見」て上げて下さい。
笑顔でね!
しかし、大人も嘘は付くけどね・・・