bon voyage!

ボディボーダー・ママののんびりオーストラリアライフ

my favorite places (5)

2004-07-20 | Weblog
Crystal Waters Permaculture Village: in Queensland, Australia

自給自足といえば…
私はオーストラリアでpermaculture(permanent agriculture: 永続可能な農業と
環境作りを目指すデザイン体系)について学ぶ実習コースを受けたのだが、その際、
一ヶ月間オーストラリアの田舎で、自給自足に近い生活をした。
それまでは自由奔放に旅していた自分にとって、世間から隔離されたこの村での
一ヶ月は本当に精神的にキツかったのを覚えている。

同世代の人がいなかったこともあるが、どうやら私は田舎過ぎる所にいると
精神的に参ってくる、という習性があることが判明…。田舎でも適度に人の入れ替わりがあり、
店や娯楽がある・・という感じが好きらしい。

とにかく当時はすごくツライと思っていたが、今となってはとても貴重な勉強ができたと思う。
なんせ世界最先端のエコ・ライフを経験できたのだから。
この村は、世界的にも高い評価を得ているエコ・ビレッジ(人間と自然が永続的に
共存するための理想体系を実現した村)だ。20年前に創立され、現在住民は200人程。
みんな独自の方法で、徹底的に環境に考慮した暮らしを実現している。
トイレはほとんどコンポスト型(たい肥)、水は屋根からの雨水を利用。
驚く事に、ガレージの中で、使用済みの食用油からディーゼル・ガソリンを作っている人もいた。

この村の住人からは、なんでもやろうと思えばできる!というもの凄いパワーを感じた。
もちろんそれを実現するための深い知恵とクリエイティブな発想力も伴なっている。

日本にも少しずつ普及しつつあるパーマカルチャー。いつかは私もCrystal Watersでの経験が
役に立つような生活ができたらいいと思う。

パーマカルチャーについて更に知りたい人は:http://www.pccj.net/

my favorite places (4)

2004-07-20 | Weblog
Pai, in Northern Thailand

タイの首都バンコクから電車で14時間とバスで4時間、ミャンマー(ビルマ)との国境近くにある
小さな可愛らしい町、パイ。30分もあれば町中を散策できちゃうようなこじんまりした所だ。
パイ周辺には、カレン族(首長族。ちなみにあの首輪をする習慣は、観光用に開発された習慣であって、決して文化的な意味はない)やモン族など、いくつもの山岳民族が生活しているため、
パイを拠点にこれらの村を巡るトレッキングツアーが多い。
私がパイに到着したのは、他ならぬ今年のMY BIRTHDAY。しかも一人で…(笑)
前日の夜行列車では誰とも口を聞いてなかったため、かなり凹み気味でのこの町に到着。
でも着いてからは、バスで一緒だったアメリカ人の女の子二人組と仲良くなって、一緒に行動する事に。
その夜は、町で一番人気のパブで、アヤシイテクノのイベントで盛り上がった♪
パイには結局一週間滞在して、毎日のんび~りしてた。ヨガの教室に通ったり、
プールで泳いだり、マッサージを受けたり、温泉に行ったり。毎日色々な国の旅人や
ローカルと話し、地味ながらも充実した日々を送れた。
パイには西洋人のバックパッカー以外にも、なんと日本人のヒッピーのコミューンもあるという。
10何名の日本人が集団でパイに移り住み、自分たちで家を建て、畑を耕し、子供も育てて・・。静かな
自給自足の暮らしをしているらしい。
海がないと生きていけない私としては、パイに定住したいとは思わないけれど、
あの美しい山脈と田園風景、パイ中心部を通る川のようにゆったりとした時間の流れ。。
あれにハマッてしまう人がいるのは納得である。