昨日本屋で見掛けた「ロンリー・プラネット」。世界中のバックパッカーのバイブルだ。
安いバックパッカー宿やレストラン、普通の観光旅行では行かないような奥地や
隠れ場所が掲載されている分厚いガイドブックだ。
オーストラリアやアジアでも、出会う旅人はみーんなこれをリュックに潜めていて、
私はその皮肉さに笑ってしまった。
本来は“Off the beaten track”…
「常道を外れた、冒険的な旅」がしたい旅人のために
書かれたロンリー・プラネット。
しかし実際は、みんな同じガイドブックを読んで、
みんな同じルートを辿る一人旅をしているため、
本来は常道を外れていたであろう道も、
すっかり一般人の通り道と化している。
そのせいか、オーストラリアの各町を回っている際、
何回も「偶然」知り合いに会うことがある。
凄い偶然!!!と感動の再会を果たしてみるものの、冷静に考えれば、
同じガイドブックを見て旅をしているのだから次の町で出会うのは当然だ。
やっぱりどこにいても、自分だけが部外者、というシチュエーションは怖いものだ。
オーストラリアほど治安がよくフレンドリーな国でも、やっぱり観光客が全くいない奥地に
一人で行くのは気が引ける。その点、ロンリープラネットに沿って旅をしていれば、
どこに行っても仲間の部外者がいるという可能性が高いので安心してしまうのだ。
私もまだまだ青いなぁ~(泣)
とは言うものの、私は経験上、このロンリープラネットの著者とは
感覚がいまいち合わないということが発覚。
そのため、あまりこの本は信頼していない。
「この宿は牢屋のようで最悪な雰囲気だ。
絶対に行かないほうがいい」という著者の
辛口コメントを受けた宿が、実際行ってみたらものすごく
盛り上がっていて、いい友人に出会えて最高に楽しいステイができた、
みたいな経験が多いからだ。
また著者がベタ褒めしていた町が、私の目にはすごく暗い、寂れた町に見えたり…。
やっぱり何でも自分で体験しないと分からないものだと思う。
ロンプラ(日本語ではこう略すらしい)は、おおまかな地域の情報や交通手段などに関しては
大いに利用するけれど、次はどの町に行こう、どの宿に泊まろう、という細かい選択については、
旅先で出会った人の意見を頼りに決めるようにしている。
結局のところ、どんなに美しい南国のパラダイスに行っても、
いい出会いがなければその美しさを100%堪能することはできない。(少なくとも私は)
逆に、どんなに辺鄙な寒村でも、最高に気の合う友人に出会えれば、
それは素晴らしい冒険に変わる。
結論:旅は出会いだ!
photo: coolangatta, australia
安いバックパッカー宿やレストラン、普通の観光旅行では行かないような奥地や
隠れ場所が掲載されている分厚いガイドブックだ。
オーストラリアやアジアでも、出会う旅人はみーんなこれをリュックに潜めていて、
私はその皮肉さに笑ってしまった。
本来は“Off the beaten track”…
「常道を外れた、冒険的な旅」がしたい旅人のために
書かれたロンリー・プラネット。
しかし実際は、みんな同じガイドブックを読んで、
みんな同じルートを辿る一人旅をしているため、
本来は常道を外れていたであろう道も、
すっかり一般人の通り道と化している。
そのせいか、オーストラリアの各町を回っている際、
何回も「偶然」知り合いに会うことがある。
凄い偶然!!!と感動の再会を果たしてみるものの、冷静に考えれば、
同じガイドブックを見て旅をしているのだから次の町で出会うのは当然だ。
やっぱりどこにいても、自分だけが部外者、というシチュエーションは怖いものだ。
オーストラリアほど治安がよくフレンドリーな国でも、やっぱり観光客が全くいない奥地に
一人で行くのは気が引ける。その点、ロンリープラネットに沿って旅をしていれば、
どこに行っても仲間の部外者がいるという可能性が高いので安心してしまうのだ。
私もまだまだ青いなぁ~(泣)
とは言うものの、私は経験上、このロンリープラネットの著者とは
感覚がいまいち合わないということが発覚。
そのため、あまりこの本は信頼していない。
「この宿は牢屋のようで最悪な雰囲気だ。
絶対に行かないほうがいい」という著者の
辛口コメントを受けた宿が、実際行ってみたらものすごく
盛り上がっていて、いい友人に出会えて最高に楽しいステイができた、
みたいな経験が多いからだ。
また著者がベタ褒めしていた町が、私の目にはすごく暗い、寂れた町に見えたり…。
やっぱり何でも自分で体験しないと分からないものだと思う。
ロンプラ(日本語ではこう略すらしい)は、おおまかな地域の情報や交通手段などに関しては
大いに利用するけれど、次はどの町に行こう、どの宿に泊まろう、という細かい選択については、
旅先で出会った人の意見を頼りに決めるようにしている。
結局のところ、どんなに美しい南国のパラダイスに行っても、
いい出会いがなければその美しさを100%堪能することはできない。(少なくとも私は)
逆に、どんなに辺鄙な寒村でも、最高に気の合う友人に出会えれば、
それは素晴らしい冒険に変わる。
結論:旅は出会いだ!
photo: coolangatta, australia