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新日本科学、iPS細胞を使用した加齢黄斑変性治療法に活路

2013-07-08 14:26:54 | 医療革新
京都大学の山中伸弥教授が「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞したことで、一般的にも知られるようになったiPS細胞は、ES細胞(胚性幹細胞)と同じように、さまざまな細胞への分化が可能であるが、iPS細胞が画期的なのは、受精卵を利用せずに得られる万能細胞だということである。患者自身の細胞から作ることができるので、移植しても拒絶反応が起きにくいと思われる。今後、再生医療・創薬への応用が期待されている。


加齢黄斑変性症の治療にiPS細胞

新日本科学は、iPS 細胞から分化誘導した網膜色素上皮細胞移植による加齢黄斑変性症の新たな治療法の開発を目指す日本網膜研究所と業務提携契約を締結した。

加齢黄斑変性とは、物を見るときに重要な黄斑という組織が、加齢とともにダメージを受けて変化し、視力の低下を引き起こす疾患である。物をみるときに、目の中に入ってきた光を網膜で刺激として受け取り、その信号を脳に送るために視神経に伝達するが、その網膜の中心部分が黄斑である。黄斑が変化すると、物がゆがんで見える、視野の中心が暗くなる又は欠ける、視力が低下するなどの症状がみられる。


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