金時人参（京にんじん）順調成育中

週末は野良仕事で汗いっぱいかいて気分一新。

７月下旬に実家の庭に植えた青源大根（三浦大根系）も大きく育ち（太いところ直系13cm、長さ50cm程になり）そのみごとさに驚いたり、感動したり、誇らしげであったり．．．（野菜づくりの基本にしたがって作れば誰でもできるもんだと...天候だけは人の力が及ぶところじゃないけどネ）
それを自宅に持ち帰り、大根サラダ（油揚げ・ナッツ・和風梅肉ドレッシング）、大根おろし、大根と豚の角煮の炊き合わせ（冬にはブリ大根だけど）で調理して試食してさらに感動

「うまいッ 」

仕事はハードでここのところ殺伐とした日々を送っているけど
週末はスイッチoffにして
手塩にかけ（土づくりから）、無農薬で丁寧につくった野菜を
自らもぎ取り鮮度最高の状態で食べる
（こりゃ幸せだぁ）
「ん～ッ、これはイイッ」

同時期に蒔いた金時人参
天候にも恵まれ（適度に雨もフリ）みごとに育っています。

本格的な野菜づくりに挑戦して
今春、夏を通して
いろいろな経験（発見）をしました。

アゲハ（キアゲハ・クロアゲハ）蝶・モンシロ蝶・モンキ蝶・シジミ蝶や
蛾（ミカンハモグリガほか）ほか野菜や果樹の新芽を片っ端から食いつくす虫たち。
野菜作りをしていないときは、蝶を見かければ
「あッ、アゲハ蝶ッだ。きれいだなぁ」などとただ悠長に眺めてましたが、
今じゃ
「あッ、アゲハ！」
「ヤツめ、また人参ねらって来たなッ。しつこいやっちゃ」といった感じで
害虫として敵視する始末。

立場が変わればこうも虫に対する気持ちが変わるものかと
我ながら笑ってしまいました。


葉もイキイキとたくましく育っている金時人参。
試しに太いのを抜いたら
素晴らしい根（根肉）をしていました。
25cm程だけど、赤くて美しい～ッ
今日のトップ画像にあるような細めのものはもうできてました。

すぐに洗い試食（スティック状態なのでガブッとマルかじり）。
ニンジン臭は少なく、甘みのある味。
やはり京人参系。
マスタード系のディップ付けて食べたら最高だネ
11月以降の収穫が楽しみです。

人参サラダ...煮モノ...正月料理に...
キャロットケーキやキャロットパンも
さいの目に切った金時人参とレンコンを併せパルミジャーノをかけたリゾットもこれまたうまい。
そして金時人参ジャムを作ろう。

それもイタリア風大人の金時人参ジャムを...
みなさんご存知？


（上の画像は普通の洋人参系ジャム。金時人参を使うともっと鮮やかな赤みになる）

ニンジン＋グラニュー糖＋レモン果汁＋α　の
Confettura Extra di Carote e Limoni
プラスαのところがミソ
ある香辛料を入れるんです。
これはキマルね～ッ

この香辛料、京都の名代なお菓子にも古くから使われているから
日本人には馴染みがある食材
京人参にこの香辛料のマッチング～ッ（エドはるみ風）
とてもいいと思います

うまく出来たらこのブログにカキコしましょう。
ネット等で紹介されている「ニンジンジャム」の作り方をザッと見てみましたが
どなたも書いていないようです

人参臭をレモン果汁とともにこの香辛料が押さえ、とても高級感あふれる特別なジャムに仕上げてくれます。
カスタードクリーム（ソースアングレーズ）にグランマルニエ（オレンジのリキュール）をほんの少し隠し味としてたらすと、高級感あふれるリッチな大人のカスタードになるようなものかな

この隠し味の世界がプロの技なんだよねぇ

ではでは

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