本格的大玉トマトづくりに初挑戦した今年。
7月初旬にみごとな大玉トマト(麗夏とごほうび)が収穫できました。
1段目に真っ赤に色づいた大玉(それぞれ1玉200g)で見た目もよく上々のデキ。
(初挑戦・素人の初作品としては褒めてもらえるかなと一人ご満悦)
しかし、永田農法による「高糖度でおいしいトマトは水に沈む」ということなので
手にズッシリと質量を感じるトマト君たち...
「沈むかな?」と期待も含めてワクワク
さっそく収穫したトマト6つをバケツに水を張り投入。
◎水に沈むトマト
水に沈むトマトは、水よりも比重が大きいワケですね。水に沈むトマトは、中身がぎっしり詰まっていて(種の周りのゼラチン部分が充実して空洞なし)、果肉がジューシーで、糖度が高い。糖度が6度以上あれば、水に沈むと言われています。
「あれッ? 沈まない...」
どれもいったん沈んで みなゆっくり浮いてくる...(嫌な予感)
「ん~ッ」
どんなデキなんだろう
「美味しくないか? すっぱいのか?」などモヤモヤ
それが先週末のお話。
そして赤く熟した実をもぎ取ってからさらに1週間(冷蔵庫野菜室に入れて)追熟させてみました。
(実は数日前に知ったのですが「トマトは冷蔵庫に入れての保存は厳禁!」とのこと。追熟は15℃で○日間が良いらしいのですが、野菜室は9℃以下で不向き。温度設定できる冷蔵庫などないのであきらめ先週は野菜室に入れたまま追熟)
追熟後、2種類の大玉トマトを毎日試食。
「んッ? 何だこのトマト?」
「甘みも、トマト本来の酸味も、香りもない」
「果肉は柔らかいが、うまくないじゃん」
はっきり言って、評価対象外
6つのうち1つだけ「オッ、これはまあまあかな」のがありましたが
しかし「美味しいッ」というレベルの代物ではなく
試食にと実家のアマル母に提供したところ
「美味しくないねッ、あまり続けて食べたいと思わないねこのトマトはッ」と
強烈なダメだしをもらい...
先週はえらくヘコミみました
「んんんッ 何がいけない。何がまずい?」
その後、探究(探求)心がムラムラわいてきました。
一昨日はもう1つの大玉トマト「ルネッサンス」の初収穫(1段目1玉180g)をし、
これから常温で追熟をした後に試食をしてみることに。
ルネッサンスは日本で普及している桃太郎より糖度が1度以上高い品種なので
これも期待しているのですが...(もしまずかったらどうすんべ~)
永田照喜治さん・まことさん親子の「トマトの本」を再読すると
美味しいトマトができなかった決定的な原因は
「水のコントロール」と言えそう
トマトの原産地は、南半球、アンデス山脈の標高2000mあたりの、カラカラに乾燥した荒れ果てた高地。
しかし、6月~先週まで関東地方は梅雨で、トマトには雨除け屋根シートを掛けて生育、(根元にはマルチシート掛けはしたものの)地中には多くの雨水が流れ込んでいたり...トマトに横殴りのキリ状の雨などが降り注がれるし...などなど
だとしても...「今収穫したトマトたちは美味しくない」
永田さんによれば「どんなにいい苗でも、水や肥料の与え方や育て方を間違えれば、おいしいトマトにはならない」とのこと。
一週間に一度実家の菜園に顔を出し、適量の液肥だけ与えて放置し「うまいトマトを作ろう・食べよう」などと思うのは浅はかなのか(トマトの生産農家では高糖度のトマトを作るために水遣りには細心の注意・配慮をしているなか)...
これから夏本番を迎え
土はより乾燥し、ますます水・液肥のコントロールが問題となりそう。
中玉の路地(雨ざらし)放置トマト(昨年大収穫のシンディースイート)の方が
甘くて濃厚とアアル母には好評。
はたして今年は美味い大玉トマトは食べられるのか?
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7月初旬にみごとな大玉トマト(麗夏とごほうび)が収穫できました。
1段目に真っ赤に色づいた大玉(それぞれ1玉200g)で見た目もよく上々のデキ。
(初挑戦・素人の初作品としては褒めてもらえるかなと一人ご満悦)
しかし、永田農法による「高糖度でおいしいトマトは水に沈む」ということなので
手にズッシリと質量を感じるトマト君たち...
「沈むかな?」と期待も含めてワクワク
さっそく収穫したトマト6つをバケツに水を張り投入。
◎水に沈むトマト
水に沈むトマトは、水よりも比重が大きいワケですね。水に沈むトマトは、中身がぎっしり詰まっていて(種の周りのゼラチン部分が充実して空洞なし)、果肉がジューシーで、糖度が高い。糖度が6度以上あれば、水に沈むと言われています。
「あれッ? 沈まない...」
どれもいったん沈んで みなゆっくり浮いてくる...(嫌な予感)
「ん~ッ」
どんなデキなんだろう
「美味しくないか? すっぱいのか?」などモヤモヤ
それが先週末のお話。
そして赤く熟した実をもぎ取ってからさらに1週間(冷蔵庫野菜室に入れて)追熟させてみました。
(実は数日前に知ったのですが「トマトは冷蔵庫に入れての保存は厳禁!」とのこと。追熟は15℃で○日間が良いらしいのですが、野菜室は9℃以下で不向き。温度設定できる冷蔵庫などないのであきらめ先週は野菜室に入れたまま追熟)
追熟後、2種類の大玉トマトを毎日試食。
「んッ? 何だこのトマト?」
「甘みも、トマト本来の酸味も、香りもない」
「果肉は柔らかいが、うまくないじゃん」
はっきり言って、評価対象外
6つのうち1つだけ「オッ、これはまあまあかな」のがありましたが
しかし「美味しいッ」というレベルの代物ではなく
試食にと実家のアマル母に提供したところ
「美味しくないねッ、あまり続けて食べたいと思わないねこのトマトはッ」と
強烈なダメだしをもらい...
先週はえらくヘコミみました
「んんんッ 何がいけない。何がまずい?」
その後、探究(探求)心がムラムラわいてきました。
一昨日はもう1つの大玉トマト「ルネッサンス」の初収穫(1段目1玉180g)をし、
これから常温で追熟をした後に試食をしてみることに。
ルネッサンスは日本で普及している桃太郎より糖度が1度以上高い品種なので
これも期待しているのですが...(もしまずかったらどうすんべ~)
永田照喜治さん・まことさん親子の「トマトの本」を再読すると
美味しいトマトができなかった決定的な原因は
「水のコントロール」と言えそう
トマトの原産地は、南半球、アンデス山脈の標高2000mあたりの、カラカラに乾燥した荒れ果てた高地。
しかし、6月~先週まで関東地方は梅雨で、トマトには雨除け屋根シートを掛けて生育、(根元にはマルチシート掛けはしたものの)地中には多くの雨水が流れ込んでいたり...トマトに横殴りのキリ状の雨などが降り注がれるし...などなど
だとしても...「今収穫したトマトたちは美味しくない」
永田さんによれば「どんなにいい苗でも、水や肥料の与え方や育て方を間違えれば、おいしいトマトにはならない」とのこと。
一週間に一度実家の菜園に顔を出し、適量の液肥だけ与えて放置し「うまいトマトを作ろう・食べよう」などと思うのは浅はかなのか(トマトの生産農家では高糖度のトマトを作るために水遣りには細心の注意・配慮をしているなか)...
これから夏本番を迎え
土はより乾燥し、ますます水・液肥のコントロールが問題となりそう。
中玉の路地(雨ざらし)放置トマト(昨年大収穫のシンディースイート)の方が
甘くて濃厚とアアル母には好評。
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