かつて人気を博したフジの料理格闘番組『料理の鉄人』が
13年ぶりにタイトルを『アイアンシェフ』として復活。
かつての鉄人たちを超える鉄人がいるのか
今回白羽の矢が立った異彩を放つ料理人は誰なのか
注目して番組を視聴した。
新鉄人のうち中華の脇屋友司さんはよく知っていたので納得。
それ以外の2鉄人
和食の鉄人:黒木純さん、フレンチの鉄人:須賀洋介さんは
(今では料理人や食の世界から随分離れた別の仕事をしているので)
まったく知らなかった。
しかし、今日のテーマ食材(第1試合:鮭、第2試合:アグー豚)を
使って出来上がった料理の数々を見たとき
挑戦者たちといい鉄人たちといい
その調理テクニックの進化と和洋中の境を超えた創作性や
味覚・臭覚・視覚・聴覚(アグー豚の煮込みバラ肉に煮えた三種の油かけ、
ハイビスカスの甘煮三枚肉&油通しレバーのスライスと山椒と唐辛子の風味を
付けた豆腐の切り身を盛り合わせそこへ煮えたラー油かけ等)を刺激し
テーマ食材を短時間の中でトータルバランスを考えた
ハーモニーを奏でるコースメニューを創り出すその才覚に驚かされた。
かつて道場・中村・森本、石鍋・坂井、陳、(イタリアンには神戸)といった
歴代の鉄人たちの調理技術やセンスを(アマルは元料理人として)つぶさに
見てきたけど....
10年一昔と言うけれど
やはり13年も時が経つと、料理の世界も様々な調理技術の進化や
食材のコラボ(和食に洋の食材や中華の香辛料、中華にラフランスだラズベリーだ
ハイビスカスだ柚釜だなど)が当たり前に取り入れられていることに
「へ~ッ」「ほ~ッ」といろいろなところで小感動。
「美味しい一品」「美味いひと皿」への」限りない工夫やこだわりが
見て取れ感心するばかり。
しかし、中華の脇屋さんは貫禄やねッ。
百戦錬磨の風格と調理中の動きに全く無駄がなく
淡々と料理(食材)の頂点を造り上げていく姿にこれまた感銘。
脇屋さんの出来上がったアグー豚料理の数々に
審査員たちの「すごく美味しいぃ~!」「すっごく美味い!」の連発に
アマルはテレビの前でまるで自分がそれを食べたかのように
笑顔で「そうでしょう。そうでしょう」とうなずいちゃいました。
興味深い番組が復活してくれてうれしく思います。
しかし、早くして逝かれた辻静雄さんが長生きされていたら
日本の料理界、いや世界の料理界はどうなっていたかなぁ...。
「料理に究極なし!」...辻静雄さんのことばです。
Photo by (c)TSUJI Culinary Institute
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かつての鉄人たちを超える鉄人がいるのか
今回白羽の矢が立った異彩を放つ料理人は誰なのか
注目して番組を視聴した。
新鉄人のうち中華の脇屋友司さんはよく知っていたので納得。
それ以外の2鉄人
和食の鉄人:黒木純さん、フレンチの鉄人:須賀洋介さんは
(今では料理人や食の世界から随分離れた別の仕事をしているので)
まったく知らなかった。
しかし、今日のテーマ食材(第1試合:鮭、第2試合:アグー豚)を
使って出来上がった料理の数々を見たとき
挑戦者たちといい鉄人たちといい
その調理テクニックの進化と和洋中の境を超えた創作性や
味覚・臭覚・視覚・聴覚(アグー豚の煮込みバラ肉に煮えた三種の油かけ、
ハイビスカスの甘煮三枚肉&油通しレバーのスライスと山椒と唐辛子の風味を
付けた豆腐の切り身を盛り合わせそこへ煮えたラー油かけ等)を刺激し
テーマ食材を短時間の中でトータルバランスを考えた
ハーモニーを奏でるコースメニューを創り出すその才覚に驚かされた。
かつて道場・中村・森本、石鍋・坂井、陳、(イタリアンには神戸)といった
歴代の鉄人たちの調理技術やセンスを(アマルは元料理人として)つぶさに
見てきたけど....
10年一昔と言うけれど
やはり13年も時が経つと、料理の世界も様々な調理技術の進化や
食材のコラボ(和食に洋の食材や中華の香辛料、中華にラフランスだラズベリーだ
ハイビスカスだ柚釜だなど)が当たり前に取り入れられていることに
「へ~ッ」「ほ~ッ」といろいろなところで小感動。
「美味しい一品」「美味いひと皿」への」限りない工夫やこだわりが
見て取れ感心するばかり。
しかし、中華の脇屋さんは貫禄やねッ。
百戦錬磨の風格と調理中の動きに全く無駄がなく
淡々と料理(食材)の頂点を造り上げていく姿にこれまた感銘。
脇屋さんの出来上がったアグー豚料理の数々に
審査員たちの「すごく美味しいぃ~!」「すっごく美味い!」の連発に
アマルはテレビの前でまるで自分がそれを食べたかのように
笑顔で「そうでしょう。そうでしょう」とうなずいちゃいました。
興味深い番組が復活してくれてうれしく思います。
しかし、早くして逝かれた辻静雄さんが長生きされていたら
日本の料理界、いや世界の料理界はどうなっていたかなぁ...。
「料理に究極なし!」...辻静雄さんのことばです。
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