花は心を癒すはたらきがあるんだね。

2014-04-26 23:07:20 | Weblog
アマル父が亡くなったとき
(葬儀社手配の)フラワーショップから届いた枕花(生花一対)が実に美しく
家族のしずみがちな心を癒してくれました。

なかでも活けられていた白い大輪の百合の花に皆が魅せられてしまいました。
あまりに綺麗なのでフラワーショップに確かめたところ

それが今日のトップ画像にある「カサブランカ」です。

花名もどこかシャレています。
(映画ファンであればボガードとバーグマンの『カサブランカ』を思い出しちゃいます。
映画の中で描かれていたモロッコのエキゾチックさがユリと重なるためでしょうか。

ユリの「カサブランカ」は1970年代にオランダで作出され、世界的なブームを呼んだ花なんですね。
純白の大輪の花はユリの女王と言われ、見る人を魅了します。

結婚式の際のブーケや、主に贈り物の花束として喜ばれる花です。


ということで家族皆が美しいと評価したカサブランカをその後(3株も)入手し
ユズの木のそばに定植しました。
(この春の陽気でグングン成長しています)


とともに庭のアネモネも今年も綺麗に花を咲かせ
目を楽しませてくれています。



また、椿の時期が終わってこれからアマル家の庭は薔薇のシーズンになります。
さまざまな銘花や名も知らぬ(花名はあるのでしょうが切り花を挿し木して成長した)花たちが
つぼみを膨らませています。
なかでも↓(アマルが唯一持っているフロリバンダ)このボレロは将来しっかり育てていきたい花の一つ


ちょっと前(2年ほど前だたかな)書店で月刊誌『花の時間』だったかな?
英国人ご夫妻の庭が紹介されていて、その中に奥様がキッチンの入り口に
和風の大きなスズ色・ぎんネズ色の深鉢に、このボレロを立体的にバランスよく仕立てていて
(花びらは純白&花芯が淡いピンクで花つきのバランスもよくて)
そのカットがとても印象深く残り、
(アマルはバラは基本ハイブリッド・ティー以外は興味がないんだけど)

このボレロは好きになりました。
で、このバラは香り(すっきりとっした甘いフルーティーな香り)も実に素晴らしい。


しかし
花というのは人の心を癒すはたらきがあるものだなぁと

ここのところ実感しています。

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東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ






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