インド人・中国人・日本人の価値観

2008-04-16 22:12:30 | Weblog
 インドと中国の人口を合計すると25億人にもなり、この2国だけで世界人口の4割近くを占めている。

 しかし、日本人はこの大国の人たちのことをよく知らない。
 
 一般に、その国の人と親しくなるには、その国の人の価値観を知り・理解し・尊重することが極めて大切なことといえるでしょう。 

 現在、IT産業分野ではしのぎを削る3国(インド・中国・日本)。
 ある企業が、この3国の男たちの「仕事をめぐる価値観と優先順位」を調査・分析していて、おもしろかった(興味深かった)のでみなさんに紹介します。

 ●日本人の優先順位
 1位:会社、2位:家族、3位:趣味
 ●中国人の優先順位
 1位:家族、2位:コミュニティ、3位:会社
 ●インド人の優先順位
 1位:宗教、2位:家族、3位:会社(職種)


 仕事至上主義の日本人に対して、中国人は家族、友人関係などコミュニティを重視。これに対してインド人は宗教が最優先で、次に家族、仕事と続く。

 私の唯一知っているインド語(ヒンドゥー語)が「ナマステ」で、インドの人に会ったら恥ずかしがらずとりあえず手を合わせ(合掌し)「ナマステ」と言う(挨拶する)ことにしている。
 するとまずインドの人たちも「ナマステ」と手を合わせ返してくれる。
 といった経験(信仰心の厚さを感じている)から、上記の資料は言い得ているのじゃないかと思う。

 インドでは朝でも夜でも、挨拶は「ナマステ」で大丈夫。また別れの挨拶でも「ナマステ」で構わない。(イタリアの「チャオ」に似ているね)
 もともとはヒンドゥー教徒が使う言葉で「あなたを敬う」ということを意味していて、幅広く使うことができる。
 
 また、インドやタイなどでは合掌する人を見かけるんだけど、彼らの国では合掌は日本式のお辞儀にあたる仕草で、合掌をすることで丁寧な対応をしているという意思表示をしていることになるんだ。
 
(そんなことを随分昔に教わりました。)
 そこで美味しいインド料理を食べたら、料理人(インド人のコックさん)たちや店長(インド人マネージャー)に手を合わせ感謝の言葉「ナマステ」と声を掛けるようにしています。 

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