少しずつ元の生活に戻りつつも...

2011-03-26 18:54:31 | Weblog
今日、久しぶりに灯油が買えました。

震災後に一度灯油(18L)を買えた日があったんだけど
その後しばらく(1週間以上)ガソリンスタンドも一般車へのガソリン販売規制や
灯油販売も行われず、寒い日が続いても次に入手できるのがいつかもわからないため
(また被災された人の身にもなって)ストーブはつけず(わずかにある灯油を使わず)
厚着して、部屋でもマフラーと膝掛け&マスクをするなど防寒をする日々を送っていました。

ガソリンスタンドのお兄さんによれば、これからはほぼ震災前と同様の供給ができる
だろうということで安堵したのでした。(被災地ではまだまだガソリンも灯油もままならない
地域もあるのに「申し訳ない」と思いながら、そして「ありがたい」とも思いながら
灯油を買い求めました。)

しかし、震災後には米をはじめとした食料品の買占めがしばらくあったけど、今度は一昨日から
金町や松戸などの浄水場から乳児向けの暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されたということで、
アマルの住まいのスーパーやコンビニから今度はミネラル・ウォーターがまったくなくなった。

午前中に近くのスーパーに立ち寄ったところ、日ごろお茶や飲料水がギッシリ詰まっている棚が
きれいさっぱり姿を消して空棚状態。

福島の原発事故による放射能も、多くの科学者が説明しているように、いま首都圏の水や野菜から
検出されている程度ではまったく健康に影響しないものの、人々はリスクをゼロにしようと買い占めにまた走る。

このような過剰反応を生む原因(主犯)は、マスメディアの過剰報道にあると思う。

ある人曰く、ニュースの価値は、出来事の絶対的な重要性ではなく相対的な稀少性で決まる。
そのためありふれた大きなリスクより珍しい小さなリスクが報道される。


そして今日は、寒い北風が強く吹く中、久々に鍬とショベルを持って約30坪ほどのカボチャを育てる畑の転地返し(そこはエンバク麦を巻いて育てた後、先週末にはすべて刈り取ったところ。来週からはまたサツマイモ、トマト、ナスを育てる30坪ほどあるエンバク畑の刈り取り作業が待っている)。

畑仕事を始める前にはアマル母より、朝のニュースで外ではマスク着用を呼びかけていたということで
「作業するならマスクをしなさい!」と注意をされ、今日はマスクをしながら野良仕事。

放射能はわずかながら風に乗って確実に(実家の)畑にも運ばれてきて降り注がれているだろうなぁと思いながら
約5時間、池掃除も含めモクモクと作業をしていたのでした。
おかげで冬の間になまった体の節々が痛いでやんす。

そんなこんなで、今日は石油ファンヒータをつけて暖かい部屋のなかカキコしているであります。

ここのところモノのありがたみに改めて感謝する毎日です。


あッ、また余震だ。
いつになったら治まるのか。
しかし、震度3~4クラスのユレは馴れっこになっちゃった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「生きる」ということ、「し... | トップ | 4月になったね。でもいつもの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事