『あさが来た』(NHK朝ドラ)よいドラマですねぇ。

2015-10-29 23:05:22 | レビュー
『あさが来た』は、NHKの朝ドラでは初となる江戸時代後期の安政4年(西暦1857年)から物語が始まる。

ヒロイン・白岡あさのモデルは大阪を拠点に活動した起業家の広岡浅子。

広岡浅子は、京都の豪商小石川三井家の三井高益の四女に生まれ、大阪の豪商加島屋一族の
広岡信五郎に嫁ぎ、日本人の女性が表舞台に出ることがなかった幕末から大正の時代に、企業経営者
として、銀行(加島銀行)や生命保険会社(大同生命)、更には女子大学(現・日本女子大学)を
日本で初めて作る、女性起業家のパイオニアとして知られた。

このドラマは激動の時代を生き抜いた夫婦愛を描くため、実話の人物・企業・団体名などを改名して
大幅に脚色し、フィクションとして制作されている。

タイトルの「あさが来た」は、「あさ(朝)が来ると新しい世界が始まる、そんな社会を明るくするような
ドラマにしたい」という思いが込められている。

『あさが来た』は15分枠の中に毎回 人の「陰と陽」「喜怒哀楽」等の姿が盛り込まれていて観る人を飽き
させない。その脚本や演出・俳優陣の妙に感心させられる。

誰かが言っていたが『あさが来た』は「ミニ大河ドラマ」といっていいかもしれない。丁寧に作られているね。

朝ドラとしてふさわしいものとなるようシリアスな(血なまぐさい)ところはほどほどに抑えられ

時代(次代)を読むあさの姿、「機を見るに敏」のあさの行動力にアマルは観ていてワクワクさせられます。

...


しかし、興ざめな話だけど

前回の朝ドラ『まれ』は最悪だったねぇ。

能登出身のアマル母も加賀初のドラマのお粗末さにガッカリしてました(途中から観なくなったね)。

現実離れしたドタバタ劇の多さ、突飛な話題づくり等本当につまらないドラマだったなぁ...

近年の『てっぱん』『純と愛』等とともにNHK朝ドラワーストリストに載るものになったね。


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