「清水白桃」の第一印象。
大玉、透き通るほどの白肌にほんの極わずかに紅色がさし、上品で美しい。
香りは紅色桃とは別もの。生産者の言葉を借りれば「高貴な白桃香」。
そしていよいよ実食タイム。
一般に店頭に並ぶ甘い紅桃、完熟桃などと何がどう違うのか、どうしてこんなに値段のひらきがあるのか
その理由・根拠を確かめたかった。
まず、真っ先に「清水白桃」をパクリ。
「フォッホ~、口いっぱいにあふれる甘くさわやかな果汁。果肉はフワ~ッと溶けていく感じがする」
「フォ~ッ、上品だ。グレードの高さを感じる」
さて、1玉400円の紅桃(完熟桃)はどうかな?
「お~ッ、こちらも甘い。ていうより清水白桃より甘味のインパクトは紅桃の方が強い。
とろける果肉感はなく、みんなが知っている桃の柔らかい果肉感だ」
「これはどういうことか?」
どこがどう違うのかもう一度「清水白桃」を食べてみた。
そして香り、果肉の食感、甘み、そして後口で気がついた。
1.香り 紅桃:野趣な紅桃香 清水白桃:上品な白桃香
2.果肉の食感 紅桃:弾力感ある柔らかさ 清水白桃:ス~ッとした(箸が通るような)柔らかさ
3.甘み 紅桃:ストレートで糖度の強さ、重量感がある。
清水白桃:フワぁ~と広がる甘さで甘味感は紅桃より軽い。
4.後味 紅桃:強い甘味の余韻とともに紅桃特有のわずかなエグミが舌に残る。
清水白桃:口の中に広がった甘みがさわやかに引いていく。驚いたことにカットされた白桃を
何個食べても紅桃が持っていた後口に残るわずかなエグミがまったくない。後口ほ極めてさわやか。
この甘み(内容)の違い。
同じ砂糖でも、白砂糖と和三盆糖の違いにたとえられる気がする。
日常私たちが使っている精製された「白砂糖」はストレートな甘さで強い甘みが舌に残る。
一方「和三盆糖」は(淡い黄色・クリーム色)、口に含んだ瞬間に、すっと溶けてしまう口溶けの良さがあり、
香りも甘味も上品で、後口に重い甘みが残らない。
ということで、アマルが感じた「清水白桃」の評価は
上品で上物(トップクラス)の桃。
(岡山では白桃の女王・頂点とされているようですが全国の白桃を食べ比べていないので個人的な見解でトップクラスの桃としておきます)
高級割烹のコースのシメとして使う水菓子とするにふさわしい食材であることを実感しました。
しかし、1玉1,000円クラスの桃は高いなぁ~ッ。
一般に食べるものではなく、やはり贈答品としての位置づけになるものだなぁ~。
知人に岡山の人がいるんだけど、清水白桃のことを訊いてみたら
岡山の人でも清水白桃を買う(期間限定の希少品なので買える)人は少ないそうで、
ただし、ちょっとした傷モノ、形が悪いもの、着物でいえばB反クラスの清水白桃は出回るそう。
それでも1個500円~800円クラスらしいと聞いたんだけど、このブログを覗いた岡山の人がいらっしゃったら
地元のお話などお聞かせくださ~い。
どこの産地でも、例えばマスクメロンも夕張メロンも味はいいのに、ちょっとした傷や凹みがあったり、形とともにネットのはり(姿)が美しくなければ上物評価(高値)にならず地元の八百屋で1玉100円とか150円なんかで売られていたりするもんね。
最後に、アマル母の「清水白桃」への評価は
味がどうのこうのでなく“高い・高すぎる”というものでした。
アマル母 「桃1個が1,000円だなんて、高いよッ。そんな代物かなぁ?
私だったら(自分では)絶対買わないよ。これ(紅桃)で十分ッ」
アマル 「あ、そうッ」
アマル母 「でもお前がこれからもくれるんだったら拒まないけどねッ(笑)」
アマル 「・・・・・」
ちゃんちゃん..
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大玉、透き通るほどの白肌にほんの極わずかに紅色がさし、上品で美しい。
香りは紅色桃とは別もの。生産者の言葉を借りれば「高貴な白桃香」。
そしていよいよ実食タイム。
一般に店頭に並ぶ甘い紅桃、完熟桃などと何がどう違うのか、どうしてこんなに値段のひらきがあるのか
その理由・根拠を確かめたかった。
まず、真っ先に「清水白桃」をパクリ。
「フォッホ~、口いっぱいにあふれる甘くさわやかな果汁。果肉はフワ~ッと溶けていく感じがする」
「フォ~ッ、上品だ。グレードの高さを感じる」
さて、1玉400円の紅桃(完熟桃)はどうかな?
「お~ッ、こちらも甘い。ていうより清水白桃より甘味のインパクトは紅桃の方が強い。
とろける果肉感はなく、みんなが知っている桃の柔らかい果肉感だ」
「これはどういうことか?」
どこがどう違うのかもう一度「清水白桃」を食べてみた。
そして香り、果肉の食感、甘み、そして後口で気がついた。
1.香り 紅桃:野趣な紅桃香 清水白桃:上品な白桃香
2.果肉の食感 紅桃:弾力感ある柔らかさ 清水白桃:ス~ッとした(箸が通るような)柔らかさ
3.甘み 紅桃:ストレートで糖度の強さ、重量感がある。
清水白桃:フワぁ~と広がる甘さで甘味感は紅桃より軽い。
4.後味 紅桃:強い甘味の余韻とともに紅桃特有のわずかなエグミが舌に残る。
清水白桃:口の中に広がった甘みがさわやかに引いていく。驚いたことにカットされた白桃を
何個食べても紅桃が持っていた後口に残るわずかなエグミがまったくない。後口ほ極めてさわやか。
この甘み(内容)の違い。
同じ砂糖でも、白砂糖と和三盆糖の違いにたとえられる気がする。
日常私たちが使っている精製された「白砂糖」はストレートな甘さで強い甘みが舌に残る。
一方「和三盆糖」は(淡い黄色・クリーム色)、口に含んだ瞬間に、すっと溶けてしまう口溶けの良さがあり、
香りも甘味も上品で、後口に重い甘みが残らない。
ということで、アマルが感じた「清水白桃」の評価は
上品で上物(トップクラス)の桃。
(岡山では白桃の女王・頂点とされているようですが全国の白桃を食べ比べていないので個人的な見解でトップクラスの桃としておきます)
高級割烹のコースのシメとして使う水菓子とするにふさわしい食材であることを実感しました。
しかし、1玉1,000円クラスの桃は高いなぁ~ッ。
一般に食べるものではなく、やはり贈答品としての位置づけになるものだなぁ~。
知人に岡山の人がいるんだけど、清水白桃のことを訊いてみたら
岡山の人でも清水白桃を買う(期間限定の希少品なので買える)人は少ないそうで、
ただし、ちょっとした傷モノ、形が悪いもの、着物でいえばB反クラスの清水白桃は出回るそう。
それでも1個500円~800円クラスらしいと聞いたんだけど、このブログを覗いた岡山の人がいらっしゃったら
地元のお話などお聞かせくださ~い。
どこの産地でも、例えばマスクメロンも夕張メロンも味はいいのに、ちょっとした傷や凹みがあったり、形とともにネットのはり(姿)が美しくなければ上物評価(高値)にならず地元の八百屋で1玉100円とか150円なんかで売られていたりするもんね。
最後に、アマル母の「清水白桃」への評価は
味がどうのこうのでなく“高い・高すぎる”というものでした。
アマル母 「桃1個が1,000円だなんて、高いよッ。そんな代物かなぁ?
私だったら(自分では)絶対買わないよ。これ(紅桃)で十分ッ」
アマル 「あ、そうッ」
アマル母 「でもお前がこれからもくれるんだったら拒まないけどねッ(笑)」
アマル 「・・・・・」
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