Tesla K80の冷却に手を焼いているというお話。
自作の送風ユニットはK80に十分に風を通せなかったのは前述のとおり。
送風ユニットの作り直しには手間暇がかかるので、とりあえずは、K80のケースを外して放熱器に横から風を当てることで凌ぐことにしてみた。
という事で、amazonでポチったのがこちら。
Tesla K80のカバーだが、カバー表面にある4つのトルクスねじと、側面の4つずつ8つあるトルクスねじを外せば、
プラスチックカバーが外せて、このように冷却フィンむき出しとなる。
この状態でマザーボードに装着し、となりに先ほどのファンを装着した。
これで、GPU-Zでモニターしつつ nbodyを動かしてGPUに負荷をかけたところ、外気温25.5℃でアイドル時は36℃ほど。負荷をかけるとGPU温度はじりじりと上がり90℃オーバーになったのでテストを中止。ほんの2-3分程度のジョブならばなんとかなるが、本気の長時間ジョブは流せないなあ。
新しいケースの CM694 TGは、奥行きが昔のケースより短い。グラボフォルダを使うと全長27cmのK80が一杯という感じ。3.5 inchベイのケージを外せば送風ユニットの場所を作れるが、位置的に二つにケージの境目なのがつらい。三つあるケージの二つを外したらせっかくの3.5 inchベイが豊富というメリットが失われてしまう。
さてどうしたものか...ということで、タンデムのファンで冷却できたという後日談が、こちら。