はるのつぶやき

家族のこと、仕事のこと、いろいろです。
本業は税理士です。

Bali Trip II - 2012DEC-2013JAN- Yum Yum

2013年02月02日 08時49分01秒 | 旅のこと

旅記事恒例の、Yum Yumです。
ワタクシが気に入ったものを食べ続けるしつこいタイプな上に、ネシア料理にもそれほどバリエーションがないので、40日も滞在したわりには種類が貧困ですので、あらかじめご了承たまわりたく。

ブンクス編

ホテルは一応「朝食つき」だったのですが、ジャムトースト・バナナパンケーキ(小麦粉100%。正直美味しくない)・フルーツサラダからのチョイス。お昼まで全然もたないので、毎朝しっかりご飯をブンクスして、フルーツサラダはデザートにいただいていました。

宿の2軒隣の名無しのワルン(Depot Segaraの家族がやってる)のナシチャン 10,000RP(ツーリストプライス。以下同じ)。
毎日ちょっとづつおかずの種類や出来、サービス具合まで変わります。
時々ピサンゴレン(揚げバナナ)なんかも売ってます(1,000RP )
ここに、市場で買ってきたキュウリやトマト、ゆで卵などを足して栄養を調整。

なしちゃんのイブ。ちょっと英語話してくれます。

そしてこちらが、モーターバイクのサテ屋さん。
サテ4本、ごはん、野菜(ウラブっぽいもの)の付け合せで10,000RP。

若いジャックフルーツの煮込み 2,000RP

サテ屋のおっちゃん。
地元のみんなにも大人気で、結構並びます。
地元の女子に押されがちなワタクシでしたが、順番通りに「次きみだよね?」と声かけてくれます。

幻のガドガド 5,000RP。野菜とごはん(半分餅になってる)のピーナツピリ辛ソース和え。
到着翌日の朝。おばあがやってる屋台に人だかりを見つけて挑戦。
見た目は全くそそりませんが、超美味です。
営業は不定期、毎朝必ずチェックしていましたが、その後2回しか食べられませんでした。

道端の売店やワルンの店先におかれているブンクス(5,000RP)の中身。
白飯に焼きそば、ちょろっと鶏肉の切れ端なんかが入っています。
ちょっとしたおにぎりみたいなもん。

99%炭水化物なので、朝市で蒸し魚(3,000RPぐらい)を買ってきて無理やりおかずにして食べます(手でね。)

I LUV バクソー!軟骨入り鳥団子と春雨のスープ。
5時半ごろ、Blue Lagoon方面からバイクで流してきます。
地元民5,000RP、ツーリスト10,000RP。ツーリストで頼んだ時の方がサービスよかった感じ。

マルタバ。
なんだろう??と思って遠目に見続け1か月。
ある日カバナ(海辺の東屋)でビールを飲んでいたら、タンカスが「一緒にたべよ~」って買ってきてくれました。
外がカリカリ、中がふわふわのオムレツです。美味しい!!
一緒にピーナッツの他、生唐辛子とダイコンの浅漬けみたいなものが標準セットでついてくるのですが、いずれもマルタバの味と全くマッチしないのが不思議です。

サテ・カンビン
「カンビン」、なんだと思う?

>>>「ヤギ」です。

サテ8本+臓物グレ(スープ)+白飯で15,000RP。水を飲むと1Pc1,000RP。
ヤギさん初挑戦でしたが、「臭くないラム」です。
動物的にもそんな感じよね。どっちも「メーっ」ていうけど、ヤギのがサラサラの短毛でスッキリ、臭くなさそうだし。
オイリーなピリカラピーナツベースにケチャップマニスをたっぷり混ぜたソースが甘辛でうまい!!
さらに右上の臓物スープが絶品。まさに、モツの煮込みです。グレが食べたくて再来訪、サテはお持ち帰りしました(笑)。
ちなみにケチャップマニス(=甘いケチャップ)は、黒糖蜜に少し塩分加わったみたいな調味料で、ローカルにもツーリストにも大人気です。ABCのAsliとKecap Manis,Kecap Asinが必須調味料3点セットです。

 これがサテカンビン屋台。6時半ごろからハーバーの交番の向かい側に開店。
マルタバの屋台もそこから20mぐらいのところ、Peramaのオフィスの前あたりにあります。

食堂編

Al Amin
ローカルの男の子たちに人気の24時間営業のPadan飯やさん。ハーバーの中にあります。
好きなものを適当に乗っけてもらって、大体10,000RP。鳥から揚げなんかを載せてもらうと12,000RPになったりします。
カレーが美味しい!!・・・んですが、ためた水を加えながら温めなおす様子を見ていて若干引きました。

Depot Segaraシリーズ

ベジタブルスープ 10,000RP。
ガーリック風味がきいた野菜たっぷりスープです。
こちらのお店、ローカルメニューとツーリストメニューが別にあり、料金に差がある模様。
一度ネシア語で「Soto Sayur」って頼んだら、「Vegitable Soupじゃなくて?」と聞きなおされた。同じなのに(笑)。

アボカドサラダ 15,000RP
ここのサラダは何を頼んでもオーロラソースがドバっとかかってきます。
英語の話せる長男さんかGedeさんに「On the side」って頼めば別に盛ってくれるけど、他の店員の時はあきらめます。

チュミチュミバカール(イカの直火焼き) 45,000RP
イカ、美味しいです。ニンニクのソースとサンバルマタ(別に頼めば出てきます)をイカにあえて食べると、ごはんがすすむくんです。

エビバージョンも食べたけど、イカの方がおいしかった。

右側がサンバルマタ。バリニーズソースともいう。

Soto Ayam(チキンスープ) 25,000RP

鶏ハンバーグの中華風あんかけ? 35,000RPぐらいだったかな。
見たまんまの味です。

 

Nasi Campur Bali 25,000RP
鶏、魚、豆腐、テンペの盛り合わせ。お値打ちだし美味しいけど、揚げ物ばっかりでちょっと飽きる。

ガドガド 25,000RP 

ルンピニ(揚げ春巻き) 30,000RP
アブラギットギトで、正直まずかった。

Warung Javaのナシチャン 10,000RP。
ベモコーナの近くにあるためか、トランスポートでやってくるバイク野郎たちがよく食べてます。
味はイブのところとあんまかわんないけど、メニューが時々変わるので、ウインドウ見てめぼしいものがあった時に入ります。

市場シリーズ

 

フルーツ、基本量り売りです。ランブータンは1Kg10,000RP、マンゴは12,000-25,000RPと幅があります。
美味しかったのがジャックフルーツ!一切れ5,000-10,000RPぐらいです。

ジャックフルーツやコーン、ココナッツ+パームシュガー餡の入った餅菓子大体一個1,000RP。
ゆで卵は2,000-3,000RP。

超はまった珍味、サウール。ココナッツのフレークをサンバルで味付けしたふりかけ。
ほんとはごはんにかけて食べるのだけど、これをスプーンでバクバクたべてました。(完全に食べ方間違ってる。)
ちなみに最終日の朝30,000RP分(約1Kg、大きなスーパーバッグ一杯分ぐらい)を大人買いして日本に持ち帰り。

ジャムゥ。一杯1,000RP。体にいいというんだけど、何にいいのかは不明。

番外編

これが宿の朝食、フルーツサラダ。
世の中の人は、これでお腹がいっぱいになるのだろうか。

 

Yasmin特製のベジカレー。ココナツミルクからお手製の本格派。
左は葉物野菜(固めの菜の花の葉みたいな感じ)、右は若いジャックフルーツやカボチャ、インゲンなどいろいろ入っています。
どっちも激ウマ!!!

ダイビングの日の定番、ミーゴレン(ときどきガドガド)

 

最後のサヌール1日目夜。イカンバカール&チュミチュミバカール、野菜炒め。
おいしかった~~~~。ビールも飲んで、占めて200,000RPぐらいだった(多分。)

  

サヌール2日目夜のすし南。さしみは大しておいしくない上に、高かった(380,000RP)
ココナツに入ったひじきサラダと野菜の詰まったイカ焼きは美味しかった。

サヌールの宿の朝ごはん(Abian Surama hotel)。
味も量もしっかりしてて、大満足。コーヒーも飲み放題だし、いうことなし。

サヌールの市場
食べ物は買わなかったけど(Padang baiより若干高い気がしたし)、こげ茶色のクバヤに一目ぼれして買っちゃいました。
言い値450,000RPを320,000RPまでバーゲンして購入。Hardy'sとかだと変なデザインでも500,000RPとかしてたから、超お買い得でした♪そのあとウルワツでも大人気。

 

LCCTのプレミアムラウンジ食べ放題。この後スパゲティやらなんやらバリエーションが増えました。

そして〆は恒例の、Nasi Lemak on Air Asia!


Bali Trip II - 2012DEC-2013JAN- Life in Padang Bai

2013年02月02日 06時18分09秒 | 旅のこと

デンパサールのングラライ空港から2時間程のところにある港町、Padang Bai。
Amedにいけないとなって、Tulamben、Lovina、Pemuteran、Gilis、Lembongan、Lombok、Candi Dasa、そしてPadang Baiが候補にあがり、それぞれ交通や宿、ダイブショップの情報を収集した上で決めました。


パダンバイの日の出

決め手はダイビングのベースとしての立地。近場にもダイブスポットが複数ありあがら、かつちょっと遠出のダイビングも頻繁に行われる(=他のダイブサイトに行くチャンスも多い)ということ。
そして、スノーケリングが手軽にできることと、他の観光地(KutaやBatur、Ubud、Giliなどの離島)へのアクセスがいいことも当初は考慮しました。結局ずっとPadang Baiにいたんだけどね。あは。

この町は漁業と観光(ロンボクやGili,レンボンガンへのボートを含む)で成り立っています。
イマイチメジャーじゃないけど、程よく田舎で、ローカルの生活とツーリストの存在が絶妙なバランスを保つこの町、中期滞在するにはちょうど良い具合です。半永住しているヨーロピアンや、Gilisに渡るために立ち寄るツーリストも数多くいます。

■ローカル文化
主要収入源であるツーリズムに従事する人口割合は多いものの、良くも悪くもツーリストに媚びてません。
大事なセレモニーの日には仕事を休むし、平気で道路封鎖もします。
人口が多いせいなのか、Banjarの違いなのか、Amedに比べて宗教色が濃く、行事も頻繁にあります。
同時に地元のお祭り(当然に宗教がらみ)に、ツーリストも誘ってくれる心の広さも持ち合わせています。

バロンダンス

12月以降2週間おきに行われるというこの行事。ダンスというより、なまはげと獅子舞の寸劇的な出し物(?)がメイン。

獅子舞的なもの(悪者)をなまはげ的なものが退治するという話で、バリエーションはなく毎度同じもの。ローカル曰く、「でも役者は毎回入れ替わるんだ!」・・・とのことですが、被り物してたらわからんでしょうが。
この催しに毎度町中の人たちが集まる理由は、完全に謎です。
観察していると、正装をしていても真剣みは希薄。子供たち、なまはげ的なものが寄って来ても無反応。おしゃべりしてたり、よそみしてたり、鼻くそほじくってたり、半分いやいや、「早く終わんないかな~」ってな感じです。
自分で出来ないパフォーマンス系にめっぽう興味の薄いワタクシ、「いつまでやってんだろう。」と思ってダラダラとみておりましたところ、突然周りがざわつき、女性陣がわらわらメインステージから遠ざかっていきます。「なに?なに?」顔見知りのイブに聞いたところ「トランス、トランス!」全然意味がわからないながら一緒に避難したやいなや、観衆の男性達、あちこちで暴れ始めました。周りの男性がよってたかって羽交い絞めにして止めますが、半端ない勢いです。暴れるわ、わんわん泣き出すわ、全く意味不明、オネエサンどうしていいかわかりません。その中の1人は、前日一緒に飲んでた地元ボーイズの1人。なにがどうなってんだか。
後からきいたところ、どうも何かが乗り移っているという設定の様です。一種のマインドコントロール?

これも儀式の一部、きっちり想定内らしく、仕切りのおっさんが治めにはいります。
生卵を口の中におしこみ、さらに生きたヒヨコの頭を食いちぎらせるというスプラッタな覚醒方法。うげぇぇぇぇ~~~
そして今回のSayang、Sedonは「ちょっと怖いから。」といって、この時間帯を外して祭りに参加しています。(ヘタレめ!)

お寺(PURA)にお供え物をする地元の方々。このチャナンってやつは、供えた後は踏んでも蹴っても構わない物体と化す。
神に供えるものなのに、限りなくゴミに近い。

ガムラン隊。いつ練習してるんだろう。

トランシーたちもおさまり、人心地ついたお祭りの最後。(あーまじ怖かった)

Weddings

滞在中にZedonのいとこの結婚式があり、お邪魔してきました。
旦那さんがお嫁さんの実家に迎えに赴き、旦那さんのお家につれていくところの儀式です。

前の晩から、豚の丸焼き、煮込み、サテ、サウールなどを、親戚総出で作ります。

でた!バビグリン。

この日のために用意された豚肉、75Kg!

子供たちも一晩中おきてお手伝いしたり、邪魔したりしています。

早朝の朝ごはん。

縁側に座って新郎の到着を待ちます。
両家の親族をメインに、総勢100人弱、マーケットのようなにぎわいです。
実家といっても、一族が一緒に暮らす5世帯ぐらいのコンプレックスなので、なんとか収容できている(?)。

新郎到着の図。

漸くお式の始まりです。
白い服を着ているのがMangku(司祭的なもの)。
実はうちのボートキャプテンでもあり、バロンダンスの師匠でもある、マルチなマンクーです(笑)。

Java人とBali人の結婚式にも参加してきました。
モスレムとヒンドゥの結婚なので(その後の改宗事情は不明。National Weddingという)、式次第は異なり、いわゆる日本の結婚式に近いです。

司会のおっさん。「本日はお日柄もよく~」的なことをしゃべったり、なれそめをご紹介したりします。

新郎新婦とご両家のご両親。
この後新婦の父のスピーチ。長くてだれもきいとらん(笑)。

地元ピーポー
Amedに比べて、定職に就いている人の割合ががぜん高い。
たむろしている系の人も、ボートキャプテンだったり、フリーのダイブガイドだったり(Sayangもその一人)、トランスポートの仕事だったり、基本仕事待ちです。
夜になるとみんなでツルんで酒盛りをするのは、どこも一緒なのね。

いい年こいて(20-30歳くらい)、大雨が降ると水たまりに飛び込んだり水かけあったり、大はしゃぎ。衛生上問題ないんだろうか・・・。

買い物事情

コンビニやスーパーは一軒も、ない。
地元の人が「スーパーマーケット」と呼んでいるのは、おばあが切り盛りするちっさな「何でも屋さん」。
日用品やお菓子、飲み物の類は一通りそろいます。
24時間フェリーが出入りするハーバーの入り口にあるためか、24時間営業なのは驚き。

果物や野菜を扱うお店は町に一軒もありません。
そういうものは、朝市場でゲットします。本気の「朝市」で、5時ごろから商売が始まり、8時ごろにはほとんどの店が撤退します。
果物依存症な上に、バリの外食は極端に野菜不足なので、ワタクシほぼ毎日通っておりましたよ。

滞在中に大きな広場に移動して規模拡大されました。広々していてきもちいい!

いつも野菜を買ってたお店のおねえちゃん。
ダイブショップの近くのWarungでも働いてた。

ジャムウのおねえちゃん。
ローカル価格一杯1000RPなんだけど、2000RP渡してもおつりくれません(笑)。
値段を聞くと、5000RPをふっかけてきます。
朝市に始まり、午前中いっぱいこのカゴをもって練り歩く。100杯売れたとして1000円の売り上げ・・・キビシイ。

町を歩くと、みんな"Ke Mana?””Diving today~~?""おはようナシゴレーン(どういうあいさつやねん)"と声をかけてくれます。
なぜか後半は町の大半が私の名前を知っていて、知ってる人知らない人から名前で呼ばれて当惑したけど。(娯楽のない小さな町では、Gosipが大きな楽しみの一つ。多分Sedonとの噂話が広がりに広がって、そういうことになったのかと。)

こんな感じで、ちょっと発達していながら、フレンドリーなローカル色あふれる町、Padang Baiでした。
自分的にはもうちょっとRuralな方がタイプだったかな?