ヒーリングには二種類ある
浄化と活力の注入である
浄化は細胞や感情や精神を汚染している毒を排出させる
この時汚染の程度と浄化のスピードに応じて
肉体と精神は病という体験をする
好転反応とも言われるが
全ての病とは詰まるところ浄化であり
癒しのプロセスなのだ
活力の注入は
肉体や精神のエネルギーを送る
相手は直ちに目に見えて元気になる
症状が緩和されいわゆる健康な状態
病を得る前の状態に戻る
しかしこれは必ずしも良いことではない
進行中だった浄化のプロセスを止めてしまう事もある
そして自らの間違いに気付くことなく
病前と同じ生活を送る事になる
善きヒーラーはこの二種類を巧みに使う
浄化には肉体や精神のエネルギーが必要であり
それが足りないと浄化に負けてしまい
頓挫するか最悪死亡する
適度に活力を与えつつ浄化を進め
肉体をより調和のとれた状態へ導く
そして同じ過ちを繰り返さぬように
何故その状態に陥ったのかを説明する事で精神を浄化する
ここが最も重要な部分なのだが
殆どの場合
病が過ぎ去るのと並行して
忘れ去られてしまう