アメノミミ

降り始めの雨のようにポツポツと言葉が落ちてくるようになった。
時に雨となるその言葉を書きとめるブログ。

第三の目

2019年12月25日 12時02分08秒 | 二至二分の音楽会
見るとは現実化するということである

瞳から放出されるエネルギーによって

重なって存在する複数の現実の中から

1つの現実が選ばれる

自我においては選択した意識などないままに

1つの現実を選び出す

ここの力を高めまた浄化すには

偏見を棄てることである

あなたを規定する全ての名前を棄てる

あなたは名前ではない

男ではない

女ではない

日本人でもない

そもそも人ではない

どんな名前も表現も

あなたを現わすものではない

あなたを閉じ込めておくためのもの

あなたを分かりやすくするためのもの

あなたを誤解させるもの

あなた自身が信じ込んでしまっている

あなたの名前を全て棄てる

あなたが何者でもなくただの存在に還った時

あなたの瞳はクリアになり

瞳から放出される光も眩くなる

その光はあらゆる可能性を照らし

人が不可能と呼ぶ闇から

誰も知らない現実を選び取ることを可能にする
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2019年12月25日 11時28分55秒 | 二至二分の音楽会
人の喉には首輪がはめられている

この首輪はあなたの自然な言動を阻害している

首輪は罪悪感によって作られている

自然な罪悪感とは

あなた自身のルールを破ってしまったことに起因する

人工的に作られた罪悪感は

罰という名の暴力を受け入れなくてはいけないという

恐怖から生み出される

自然な罪悪感は首輪を作らない

人工的な罪悪感は

あなたという存在をコントロールするために

作られた罠であり

それが首輪の形をとって喉にはめられている

これを取り外すには

「他者が作ったルールは私には何の関係もないものです

そのルールを破った際に強要される罰は何一つ受け取りません

罰という名の暴力を受け入れることは暴力を容認することであり

暴力を受け入れることは暴力を振るう人自身を傷つける行為であるゆえに

私は自他双方のためにそれを容認しません

また私自身も罰という暴力を使用しません

私の喉にはめられているあらゆる霊的な首輪を取り外します」

と宣言します
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ハート

2019年12月25日 11時24分56秒 | 二至二分の音楽会
ハートは

中心に存在する重要な部品のことではなく

総体の顕れなのだ

ハートのエネルギーを修復するには

総体を修復する必要がある

別の言い方をするならば

傷付いている他の部位を癒すことで

ハートも修繕されていく

またどこかが傷つけば

自動的にハートも損傷する
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思考を見る

2019年12月25日 11時13分10秒 | 二至二分の音楽会
考えがまとまらない時

考えが止まらず眠れない時

思考をただ見れば良い

思考は浮かんでは消える雲のようなもの

雲は天からそそぐ叡智の光を妨げる

思考を止めようとすることは

波を止めようとすること

波は止まらない

止めようとすれば波立つもの

ただ見る

解釈せず

反論せず

同調せず

ただ見る

見る

見る

どうしても何か反応したければ

見えたものに「と考えている」と付け加える

やがてそれらは力を失い消えていく

雲の消えた空から光が差し込む

それは言葉になる前の言葉

一条に何億語もの言葉が含まれた光

その光を受けた時

これが本当の思考だったと思い出す

赤子のころまだ人語を知る前の思考
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心を見る

2019年12月25日 10時52分35秒 | 二至二分の音楽会
波立つ心

荒れ狂う感情を持て余す時

それを消し去るのではなくただ見るとよい

その感情を手放す必要はなく

自分を呑み込まんとする荒れ狂う波として見る

あなたは少しずつ浮いて行き

少し高いところから荒れ狂う海原を眺める

見渡す限り黒い雲に覆われ静かな場所などどこにもない

見えるものは荒れ狂う海と風それを覆う黒い雲と雷

徐々に高度を上げていくと

あなたを呑み込まんとしていた波はもうあなたには届かない

暴風が吹き荒れ稲妻が闇を切り裂き雷鳴が鳴り響く

ここはあなたの高い波動の怒り

邪なるものを吹き飛ばし一瞬で焼き尽くす怒りのエネルギーの場

さらに高度を上げていくと雲を突き抜ける

眼下には雷雲が見え頭上には太陽が見える

さらに昇り雷雲は雲に荒れ狂う波は海の模様に見える

さらに昇り今や宇宙から見下ろしている

そこにはいつもと変わらぬ地球がある

荒れ狂う波、暴風、雷、陽光を遮る黒く厚い雲

全てそこにある

全てがそこにありながら

いつもと変わらぬ地球がそこにある

まるで何も起きていないかのように

そして実際にこの視点においては何も起きていないのだ
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