器という愛

愛という器を

愛情という名の液体が満たしている

愛情が涸れても

愛は変わらない

器から溢れる

相手の器から溢れるほど

愛情を注いでも

それは相手を見ていない

愛の浪費である

霊的進化

霊的進化と

霊が見えることは

全く別物である

恋の樹

恋の樹は

二人で水をあげると

三つの実がなり

一人で水をあげると

一つの実がなる

二人で水をあげている頃は

三つの実を二人で分け

一人より豊かになる

一人が水をあげなくなると

一つの実を二人で分け合うので

一人の時より貧しくなる

残った一人は苦しくなり

やがて水をあげるのをやめる

恋の樹は枯れ

二人は別れる

委ねる

何もかもを委ねるとは

身体の力を抜いて

神様の心に

自分がなること