祈りのつもりでも呪いになることがある
親の子に対する愛情深すぎる祈りといった
感情的な祈りは縄のようなエネルギーを生み出し絡みつく
それは相手の正常な判断力と反射神経を奪う
結果に執着する祈りも同様である
また相手の無事を祈っているつもりでも
それを支えている心が利己的な場合もある
例えば
相手に何事もないことで
自分が傷つかないことを祈っている場合もある
この様なエネルギーは同様に霊的な紐や縄を生み相手に絡みつく
相手のポテンシャルを下げてしまうので
結果として祈らない方がマシな事態になる
子供に苦労を掛けたくない
相手に苦労を掛けたくない
という想いは一見良さそうだが
その実相手の成長を妨げ経験から遠ざける
結果として後日大きな苦労を背負わせることになる
苦労は魂にとって望むことである場合が多い
苦労を通して霊性が磨かれるからである
悟ったことを実践するところに魂の喜びがある
祈りとは光
真っ直ぐに行くだけのもの
自らに帰ってくることを願う祈りは光にあらず
それは闇であり呪いである