あなたの見ている世界が
あなたである
この世界はあなたが思っている通りの世界である
つまりあなたが思っている世界
こうであると想像している世界なのだ
あなたが心の底から信じれば
そのように世界が見える
表面的に信じたふりをしても無駄である
あなたが信じている通りの世界に見える
あなたは信じるものを変えられる
自らの意志で変えることが出来る
あなたは世界を変えることが出来る
あなたの世界には客観などというものはただの一つもない
全てが主観である
あなたが信じているものを見ている
信じられないようなものを目の当たりにしても
信じている世界観に当てはめようとする
それが上手くいかない時
見ているものを排除して世界観を維持するか
信じている世界観を変更するか選択する
私たちは世界を選択することが出来る
世界観を選択することによって
どの世界観が真実であるということはない
全て虚実である
虚実ではあるが実際に感覚に作用するため
それは現実的なことだ
つまり選択している世界観によって
苦しみが多くなることも
喜びが多くなることもあるからだ
より幸福度の高い世界観に更新していくことが
この世界で学ぶべきことである
この考え方は幸せを生んでいるのか?
自分の思考を点検した方が良い
苦しみを生む思考回路が多々あることだろう
それは今ほど意識的に生きていなかった頃に
埋め込まれたものだ
それらは捨ててよい
簡単に捨てられないよう恐怖でロックされていることもある
しかしそれは何の意味も持たない
あなたが恐怖を維持しなければ効果を発揮しないロックだ
その思考を維持することでそのロックが機能する
おかしな話であるが鍵ごと捨ててしまえばいいということなのだ
そこにまつわる恐怖と一緒に捨てるということだ
恐怖を捨ててから思考回路を捨てるのではなく
幸せを生む世界観とはふわふわしたものではない
どんな揺さぶりにもびくともしない世界観こそ
幸せを生む世界観である
世間の言う不幸
それらを全て幸せの一形態であると看破すること
あなたの幸せはあなたの主観に留まらない
それは伝播していき他の人の世界観を変える
意志と想像力と直観力を使って信念を変更する
ただし変更直後の新しい信念は古い信念によって攻撃される
それは歓迎パーティのようなものであり
新しい信念の試金石だ
そこで砕けるようならその信念より古い信念の方が強靭だったということ
より強靭な信念でなければ改善でなく改悪であろう
そのために新しい信念は試されねばならない
私たちは外の世界を見ているつもりでいるが
実は内なる信念を見ているのだ
ある人は犬を見て可愛いという
ある人は同じ犬を見て怖いという
理由を聞くと
噛み付こうとしている
という
なぜ噛み付こうとしたの?と犬に聴くと
怖い目で僕を見たから
と犬は言う
世界は鏡なのだ
鏡は自分を知るために創られたもの
この世界は自分を見たいと願った魂が
自分を見るために創った装置なのだ
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