地に映るは天の鏡像
自我の座であるメンタル体は
高次元と低次元の二つの方向から影響を受けている
物理的な衝撃は電気信号に変換され
電気信号は感覚に変換される
感覚は感情に変換され
感情は思考に変換される
低次元からの信号は上記の過程を経て
メンタル体へと伝達される
これらは下位の感覚に根拠を置いているため
良い感覚は良き感情と思考へ
不快な感覚は不快な感情と思考へ
自動的に変換される
高次元からの信号は
愛、真実、夢や希望を経て思考へと変換される
これらは全て善きものである
そして善き思考は善き感情へ
善き感情は善き感覚へ
善き感覚は善き行動へと変換され
物質世界を豊かにする
私たちは神からいずる光の流れに心を任せるために
下位の次元から来る不快な感情と思考を鎮める必要がある
神から来る信号と
地から来る信号を
混同しないよう過ごそう
形なきものとは
まだ形を認識出来ていないものに過ぎない
今はまだぼんやりとした認識に過ぎないものが
進化していくにつれ
確かな形を持ったものに変わってゆく
人間にとって外側に見える世界は
確かなものであるように感じられるが
原始的な生物にとって
自分が触れていない外側に広がる世界は
ぼんやりとした感覚でしかない
目の前にいる捕食者にさえ
ハッキリとは気付けないでいる
人間もまた
物質界の外側に広がる霊的世界を
ぼんやりとしか感受出来ない
しかしその感覚は使用されるほどに感度を増してゆき
やがてはハッキリとした認識に至る
そこに至った時には
確かに形のある
明らかなものとして
それらを認識する事になる