Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

伝えていくもの

2005-01-09 | femmes...bijin tachi
12月にお引越ししたばかりの友達のお家へ、遊びに行きました。
その友達にもですが、彼女のご家族まるごとに、いつも私はものすごくお世話になっていて、感謝しきりです。
なにしろお家が大変居心地良く、いつまでもついお喋りを続けてしまう・・・
そしてあれこれとおもてなしを頂いて楽しく過ごさせていただいて、気付けば終電、そうでなければ、「泊まっていけば?」のお言葉に、つい甘えてしまう。。

お引越しをしてお家がかわってもなお、その居心地の良さと温かい雰囲気には全然変化がなく、
そうして、この雰囲気は、この暖かいご家族のお人柄が作り出すものなのだ・・・と、認識を新たにしました。
自然な感じで子供をふかく心配するお母様、軽くかわいらしく口答えしたりしながらも、しっかり母を思いやり守ろうとしている娘である友達、
一人暮らしをしている私にとっては、その目の前のやりとりが、とても懐かしく温かいものです。

そして、今日も、お母様も一緒に、3人でいろんなことを話して、その内容がとっても印象的でした。
コイバナのロマンティック度では、断然我々の中で、そのお母様がトップ。
密やかに清楚に、ちょっと照れながら話して下さった、何十年も静かに温かく続く、本物の純愛と友情のお話には、聞いている私までが、ハートがピンク色にハッピーになってしまった

こんなにかわいらしくってピュアなお母様の子供である友達も、もちろんとってもピュア。
本人は「違うよ~」と否定するかもしれませんが、私には存分にある、妙なひねくれや複雑さが彼女にはなく、素直なキャラクターは、どんな内容(!)の話をしても、なんだか爽やかでかわいいのです。

きっと彼女も、お母様のように、歳を重ねても、少女のようなシャイさを持ち続け、周りの方へのさりげなく手厚い気配りを、さらに深めていく人になるのでしょう。
しっかりとした絆が、ロープのように、母から子へ伝えていく何か、お互いの美点を橋渡しし合う何かを繋いでいるのが、感じられるのです。

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