Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

つきいち

2004-07-29 | sante... kenkou
月の満ち欠けのように、女性のからだにはリズムがあります。
今月は、割と精神的に負担の大きいことが重なったせいか、そのリズムが少し狂ってしまい、意外と自分って繊細・・・などと思ったりしてしまいました。

月のものを、めんどくさい、と嫌がる人もいますが、わたしはこれが始まると、自分の一ヶ月がリセットされて、新たに細胞が生まれ変わって、気持ちがすっきりと新しくなるから、歓迎しています。
もやもやとしていたものが、すっきりさらさら洗い流されていくような、落ち着いた気分になれるのです。
呼吸の深さを感じられるようになり、安らいだ気持ちに。
同時に、それが始まる直前まではいらいらして手につかなかったことを、すんなり始められたりします。
じっくり本を読んだり、丁寧に料理をしてみたり、好きなCDをゆっくり聴いたり、お部屋をきれいに飾ってみたりと、ひとりで過ごす時間が充実する時期でもあります。
どっちかというと、外で遅くまでアクティブに過ごすより、おうちでゆったりして、からだをいたわりたい一週間。
そうでないいつもは割と、外に出かけて、新しいものをきいたり見たりしたい部類の人間なのですが、この時期には、それをまとめに入って、自分の内面と向かい合い、得たものを沁みこませる。
つきいちの休息の時間ですね。
だから、タイミングがずれたり遅れたりすると、体調もそうですが、こころも連動して、不安定になってしまいます。
別に普段と態度が大きく変わるわけでもないのですが、どことなく自分の中で、ピントが合わない感じ。
集中力が落ちるというか。
こころとからだがしっくり調和することの大切さを感じます。

昔は、「不浄」と呼んだりして、穢れと扱い、女性はその時期、閉じこもって静かにしている風潮があったようですが、からだが繊細になっている時期にそうやってじっと過ごすのは、その後のからだ作りにとても大事だったと思います。
実際、自分でも、古い不要なものを洗い落として、からだを生まれ変わらせている、という実感がひしひしと感じられますもの。
一ヶ月、おつかれさま、と、自分に対して優しい気持ちになれます。

忙しくて、とても静かになど過ごしていられない、というときのほうが、実は多かったりしますが、夜、やさしくメイクを落とし、敏感になっている肌を丁寧に洗ったり、髪をいつもより丁寧に手入れしたりすると、いい気分で眠りにつけます。
その時期は、いやでも女性であることを実感しますから、なんだか、つつましいことでも、自分を優しくいたわるのが、自然に丁寧に出来てしまうようです。

この月のものを、めんどくさいとか、イヤとか思うのは、ひどい痛みを伴うから、というひともいると思いますが、最近、周りで子宮筋腫とか卵巣腫瘍とかのケースをよく耳にしますので、辛いと感じている方には、ぜひ定期的な検診を受けてみることをおすすめしたいです。
私は、からだの重さを感じるものの、痛いと感じることはあまりない(たまにあるけど・・・)のですが、以前、検査のときに「卵巣腫瘍」と診断され、レントゲンに黒い何かが映っているのを見て、ぎょっとしたことがありました。
結局、良性で、自然治癒してしまったのですが、病気に関しては、誰もが例外ではありえないので、気をつけるに越したことはないと思います。

からだをきれいに生まれ変わらせるこの1週間を、ゆったり大切に過ごして、次の一ヶ月は、もっと美人になりましょう(^v^)/


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。