Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

誇らしげなデコルテ

2007-10-23 | esthe...kirei wo get
を、持ちたいと思い、鏡に向かってボディミルクを優しく伸ばしたりしているわけですが、この部分の大切さの再認識には、なにかと外からのきっかけがあります。
先日会社の近くの道で、襟の開きのきれいなスーツを着こなした人が、美しいデコルテに顔色を明るく照らされながら、しゃきしゃき颯爽と歩いていくのを見ました。
「なんて誇らしげなデコルテ」
そのときに思いました。
彼女の、微笑みの浮かんだ口元とつや色の胸元が、セットで新鮮に、印象に残りました。

また月初に旅したフィンランドで、かの「フィンランド式サウナ」を体験したのですが、そこでも、居並ぶ女性たちの豊かなデコルテ(&胸・・・スケールが違う)に見惚れました。美しかった。
年齢を重ねてもみずみずしい。女性のそんな印象を体現する大きな要素、デコルテ。
健康的なデコルテをずっと育て続けようと、そうして決意をあらたにしました。

まっすぐな背中、自然に胸を引き上げるような姿勢でいると、当然デコルテにはハリが生まれます。
同時に、気持ちもしゃんとします。その秘密は、おそらく呼吸が深くなるせいです。
深くゆったりした呼吸 → 酸素がたっぷり行き渡る → 血色が良くなる/頭が冴える → 肌もつやつや/気分すっきり
どんなランジェリーの威力以上に、この状態は身体を綺麗に見せてくれるはずです。
呼吸法は、【健康方程式】の「横隔膜呼吸」が効果的。

ところで、フィットネスのインストラクター等ボディメイキングのプロたちがよく口にするように、きりっとした姿勢は、バストの小さい人にはサイズアップ効果、逆にバストの大きい人には、全体にすらりとしたスッキリボディラインをもたらします。なぜかそうなんですよね、本当に。
わたしの個人的見解では、猫背にかがむことで大きい胸は前に集まって垂れて体積を増してしまい、小さい胸は頭と肩の影にすっかり隠れてしまうからではないかと。・・・どちらにしても、損な姿勢です!

デコルテにこだわる以上、大きい小さいに関わらず、バストケアも同時に大切。
ちなみに、大きすぎる・小さすぎるで悩む人には、まず「バストのための美しいランジェリーを究めてみる」ことをおすすめします。デパートの広い売り場より、ひっそり秘密めいた専門店がスタートに良いと思います。気分的に・・・。
イタリアやフランスの、美しいレースや絹などで作られた密やかな品を自分の肌で堪能することで、まず心に大きな変化が現れることを、保証します。上等なランジェリーは、女性を根底から美しく変身させてしまうのです。付け心地、実現するフォルム、それらを感覚で味わうことによって。
欧米のものは、肩幅が狭すぎる人には合うものが少なく、だいぶお直しが必要になる場合がありますが、そうでない人は試着だけでも。
よせて上げてカッチリ固める!の国産ものだけをずっとつけ続けていた人は、自然のかたちを生かすヨーロッパものが演出する、やわらかなラインの優雅さに驚くことでしょうし、宝石のようなランジェリーがその繊細さにも関わらずバストの印象を自在にコントロールすること、また選び手の自分こそがその操作を可能にする、という発見は、服を着る楽しみを広げてくれます。

いっしょに、綺麗な肩紐がさらりと肩からデコルテ、背中をすべる感触も、ぜひチェックしてみてください。
自分しか知らないけれど、上体に素晴らしいアクセサリーをつけている、
その密やかな快感を味わってください。

美しいデコルテが、こうして女性ひとりひとりによって作られる物語すべての、始まりの場所です。



photo...コペンハーゲン駅近くの、かぼちゃ!ハロウィンのご挨拶。

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