Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

ラベンダー同盟。

2010-07-01 | parfum... kaori
実家の母が、仲間と共同で畑を借りて、ラベンダーを育てています。
昨年はわたしも刈りいれを手伝いましたが、家一軒分はあるスペースに一面ラベンダーが紫の煙のようにふんわりと繁り、えもいわれぬ香りの空間でした。

今年も、シーズンがきました。収穫の時期。
箱でどさっと、母が送ってくれました。
半分を主人の母宅に自転車で届け、それぞれラベンダーのスティック作りです。
ここのとこ毎日、暇を見つけては編んでいました。
やっと終わったところです!

刈りいれのあとは、最良の保存方法が「新聞紙でくるんで3日間くらい」という足の早さゆえ、急いで作らなくてはいけません。
先日も、夜中に日本-パラグアイ戦に起きるも、肝心のシーンはほとんど見ないで、内職一本。。

主人の母も、家に友人をかわるがわる招いては共同作業。
実家でもそれは毎年繰り広げられるシーンで、この時期、「ラベンダー同盟」とでも呼びたくなる集いがあちこちで見られるのが、わたしにとっても慣れ親しんだ光景です。

リボンとラベンダーさえあれば作業が出来、かわいらしい作品ができるのですから、嬉しい憩いのひと時です。
むせかえるようなラベンダーの香りに包まれながらの作業で、お喋りも穏やかに盛り上がる。
今年はわたしは、合計11本作りました。
うち2本はすでにプレゼントに差し上げて、あとは、枕元やタンスなどに入れ、寝苦しい夜の涼をとっています。
こぼれた花は、ブーケにして玄関に置くか、刻んでお風呂に。


作り方はシンプルで、

1、奇数本(9~11本がやりやすい)をまとめ、茎を揃えて花の根元をリボンでしばる。リボンの端は片方短く、片方は切らずに長く。
2、リボンは、巻きで買うと良いです。3.5mm~4mmの「ライトサテン両面朱子」が実家の母のオススメ。
3、花を下に向けて、上に突き出ている茎を、リボン結び目を起点にひとねじりして折り返します。
4、リボンの長い方のしっぽを、一本置きに茎にくぐらせます。
5、花を全部茎とリボンに織り込んだら、結んで、おしまい。

慣れてきたら、細い茎は2本ずつ取りにしたり、リボンの太さで遊んだり、編み方を変えてみたりと、様々楽しめます。


初めて作ったのは、千葉県大多喜にあるハーブ園でのこと、まだわたしは小学生でした。
台風に見舞われた旅行中、ハーブ園の方に教わって2家族で作ったのが、懐かしい思い出です。


photo...結晶たちを得意げに並べてみました。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵ですね。 (yuka-.-yuka)
2010-07-06 17:22:34
はじめまして。
神楽坂のちかさんのところからお邪魔いたしました。
ラベンダーのスティック素敵ですね。
普段は東京に在住しておりますが、八ヶ岳にてまねごとですが畑も趣味(主人の)でやっております。そこで少しですがラベンダーも育てておりますので、八ヶ岳に戻ったときに作ってみたいと思います。
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はじめまして。 (yuka-.-yukaさま(mi))
2010-07-09 10:13:33
コメント頂いておりましたのに、反映遅くなりまして、失礼いたしました。
ちかさんのところからとのこと、ありがとうございます。(ちかさんにも感謝^^♪)

八ヶ岳の畑とは、素敵ですね!
こちらのラベンダーの種類は、グロッソです。
今御宅も大豊作の時期ではないでしょうか^^
うちは豊作すぎて、スティックは作りきれなくなり、ただいまリネンウォーターを作っております。
(ウォッカがないので、焼酎で代用してますが。。いいのかしら。。)
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