Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

ブルターニュ日記.8/7 家と子ども

2017-09-04 | France, août.2017
友人一家は、ふだんパリに住んでいます。
パリ中心部の賃貸アパルトマンに暮らすフランス人は、持ち家をバカンス地に持っていることがままあります。
個人でというより、一族で所有していて、親戚が順番に利用したり、他人に貸したりと、用途はまた広し。

1912年にこの家の庭で撮った、家族写真がありました。
100年以上前です、、、
代々の大切な家なのでした。

3階建ての石造りの建物は各階にバスルームがあり、寝室は15部屋。
個人の持ち物は置きっ放しにしてありませんが、飾られている写真で、なんとなく誰の主に使う部屋かが判ります。
寝室を利用する人は部屋のタンスが空っぽなので、自由に使えます。
冷蔵庫、洗濯機、乾燥機は各一台。
各階にある巨大なリネンの棚には畳まれたたくさんのカバーとタオルが入っており、使った人は洗って乾かして、元どおりにしておきます。何もかもシステマティック、合理的。

(混ぜ終わったチョコレートケーキの残りを真剣にすくい取る)

(早く焼けないかなー)

この1週間は、うちの一家3人を招いてくれた友人一家3人、計6人がこの家の住人となります。
先立つ5月に、10日間、彼らはわが家に逗留していたので、一緒に暮らすことに特に不安はありませんでした。
子供たちは、生後半年から1年間、京都にてベビースイミングのお仲間で、ママ同士も大人スイミングの同じグループでした。

そんなわけで、お互いの素の姿のみで数年経つ、気楽な付き合いです。


(お風呂には音楽を持ち込むルーシー。早朝と夕方に一緒にお風呂入ろうと誘いに来る)

滞在中、とにかく最高だったのは、元気有り余る子どもたちが2人で勝手に遊んでいてくれることでした。
庭で何やらごっこ遊び。キャンピングカーごっこやらお店やさんごっこ。
ボール遊び。サッカーやテニスもどき。
お絵かき。フリスビー。
レゴ遊び。
お料理手伝い。
アニメ観賞。
親たちは代わる代わる監督していましたが、ママ〜遊んで〜!が無いだけどれほど助かるか。。
親は全員同世代なので、体力は小出し必須だから。



唯一の約束、タブレット端末はバカンス中は子どもに持たせない。というのを最初に決め、アナログ遊びメインにしたら、どんどん新しい遊びを考え出すのも興味深かった。

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