Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

自身の痛みもいつしか読み物のひとつになる

2006-10-21 | beaute... bi zenpan
怪我って、なかったことには出来ないもので、治った跡がもう目に見えなくても、傷跡というものは存在するのだという。
同じ人間の体なら、心だって体と同じくそうである可能性はとても高くて、何かの折に、眠っていた痛みがふいに身を揺り動かして安眠を覚まそうとする経験は、きっとわたしだけのものではあるまい。
時折、そんな発作が急に来る時は、
もうだめだ、
・・・思い詰めて暗闇に心が沈む。

でも、
ふと、
じゃ、なにがもうだめなの?
と自問する。
だめってどのへんが?
体は元気だ。
それだけで、いやそれがなくても、誰かの助けになることが出来る。
仕事で社会に貢献しているし、
その内外にて、笑顔一つで、会話一つで、人の心とつながることが出来る。
ごはんを作れる。
友達のためのスペースをつくって、植物を飾りお茶を淹れてあげられる部屋がある。
そこで楽しく笑いあうことが出来る。
服をとっかえひっかえしてコーディネートに悩んだり、
じっくりカラダとお肌全体に手をかけてあげることが出来る。
・・・自分の心と関係なく、生み出せる明るいものはたくさんあるじゃないかと思う。
そして、そうして暮らしてきたじゃないかと思い出す。これまでだって。



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まさに... (amata)
2006-10-22 02:43:24


 一昨日、些末な悩みをミクには晒してしまい、

 (容量不足、というやつ)

 止めとけば良かったと思ってますが(笑

 ま、あそこが最近1番素の状態なので

 色ボケだけじゃないんだぞ、と意味のない

 自己主張を敢行...苦笑、ですね。



 肘の打撲痛も、大量の鎮痛剤ドーピングで

 復活し、お腹すいた!とパスタを作るために

 フライパンも振れ、運転も出来た位に元気だし、  何より、くだらない話で笑える。

 だから、大丈夫なんだわと思い出せました。



 タイムリーなお話、なんか元気でた!

 あのお店の「本日のご飯」みたいですね。

 (また行きましょうよ!あのお店!)

 重ね重ね、ありがとうございます。



 
返信する
具体的ではない、 (amataさま(mi))
2006-10-22 03:53:35
そんな不安に包まれるのがこわいよね。

でも元気な要素の方は、いつだって具体的。

それを良しとしましょう!

なんか似た症状かもしれないね、みく拝見してちらと思いました。つらい時間でありますな、お互い。とほほ

同じようなタイミングで私も今日すごいの書いてしまったのよ、昨日は瞬間的に自殺願望まであったという顛末を。

(3人位足跡頂いたところで消しましたが)

そして、死のうとする意思とか心理とかを突き詰めていくとそれがどれだけ独りよがりかが解る、という結を出したのだけど、書いたことで満足して、消しました☆



行動が人を元気にするよね。

お誘い、喜んで乗った!!

また「本日のゴハン」楽しみにお出かけしましょ

この調子だと常連とおくないねー

返信する
おはようございますー (amata)
2006-10-22 10:29:40
あぁ、何か日記消えてる..と思ってたのですが..。そういう事でしたか。死んだらこれで解放される、とか思うこともあるけれど、本当にそうやって命を断つ方の真理はどうしても分らない...。他人の感情や叱咤激励やら、そういった物は、どうだって良いんですよねぇ、きっと。自分の膿んだ感情だけ。上手く排膿できれば、誰だって死のうなんて思わないんだろうけど...自分が残していく人達の事を考えると、無理だ。自分のせいで誰かが哀しむなんて耐えられないものね。美味しいご飯も待っていることですし!しかし、mi様は本当に「夜型道」を進んでいますね(笑

返信する
ワハ (amataさま(mi))
2006-10-22 16:57:31
>本当に「夜型道」



っていわれると、せつないです

(わたしの中じゃ、amataさまはその頼もしいお仲間です

PC開いたの久しぶりで、ついあちこち旅してたら、時間を忘れてしまいました。



そう、死ぬ気になればなんでもできるんですよね。

ただ、本気で死にたいと思った瞬間にしかそのパワーは本当には燃え上がらず、また、その生命力そのもののパワーをあくまで絶つほうに燃やす人もいる・・・

「死のうとする意思」は、いちばん強い「生きる目的」だと思うのに。

残された人のこと考えると、そんな行為、もっての外、なのはいわずもがな。

しかし、誰の愛も感じられないと心が閉ざす時、人は孤独に耐えかねて逃げ出したくなるのかもしれません。折りしも自殺報道が多い昨今、そんな心の哀しさについても、なんだか思いをめぐらしてしまったのでした。



返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。