Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

進む人

2011-12-27 | beaute... bi zenpan
久しぶりに、1週間ほど東京滞在でした。
出張の期間に、時間的ゆとりがとれれば、出来る限り今までお世話になってきた方たちへ御礼のご挨拶をしにいこうと思っており、今回も数年ぶりの方たちとお会いする機会にいくつも恵まれました。
会社勤めの方の多くは目覚ましく昇進していらしたし、転職などされた人は新天地で奮闘していらした。

震災を機にますます思うようになったこととして、
人と人が時間を共にすることは奇跡なのだ、と、いつもこれが今生の別れかもしれないと。
その気持ちで人と相対すると、貴重な時間に感謝する気持ちが、深く湧きます。
亡くなってしまわないまでも、生きているうちにもう2度とないだろう出会いは、たくさんあります。

また会う、という意思決定を、知り合った相手にしていただくために、自分が心がけなければならないことはたくさんあると思う。
そのひとつとして、「進む人」でいることの重要性を、この頃ことに感じます。
それは今回久々に再会した受け皿の広い友人(男性、雑誌編集長)が、(その人でさえも!)「ネガティブな人間は好きじゃない」という言い方で表現していましたが、まったく同感です。

魅力ある人、の定義は様々であると思いますが、「より良く進む人」であることは重要な一要素。
「人生をより良くするためにこんなことをしてきて、さらにこうしたいと思う、そのために今こうしていて、数年後にはこうなっている予定」
というお話は、聞いていてわくわくするし、数年後のその人はきっとそれが上手くいったなら別人となっているから、また違う人に会えるような気がして、再会を楽しみにして別れられる。
しかし本当の進歩には時間がかかるもの。個人的には、信頼関係があれば、ちょくちょく会う必要はそんなにないと思っています。むしろ、変化をより楽しむために、数年後に再会し喜び合う、というのが緊張感があって理想的だな。

わたしも、以前からの友人知人にお会いする際は、「あの時以来、こういう進歩があった」ことを、
(わざわざ細かく口にする必要はないけれども、プラスなこと・マイナスなことって雰囲気には出ると思うので、)
作りだし、心の燃料にしておきたいと思います。

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