アニック・グタールの、『Ce soir ou jamaisス・ソワール・ウ・ジャメ』。
今夜、さもなければもう二度とない。
という、一期一会の出会いをしてしまった相手に激しく囁く言葉。
その切迫した名前にも関わらず、実際の香りは甘い。ただし、しびれるような輪郭を持って、甘い。
グラスいっぱいに注がれたシャンパンの中で、密度の濃い幾重もの花弁をもつ薔薇の花があえぐように息をし、もがいたら、こんな香りが弾けるのかもしれない。
そんな空想が生まれるミドルノート。
ラストノート、残り香は、抵抗をやめ、ぐったりとシャンパンを吸い込んで重くなった薔薇の花びらのようにしっとりして重い。やわらかいけれど、あとをひく。
ときどき取り出す香水の感動。
2005年に旅したビアリッツの、赤い絨毯とマホガニーが重厚な小さな香水屋さんで手に入れたのでした。
けれど今になってようやく、この香りの深みを味わい始めた気がします。
今夜、さもなければもう二度とない。
という、一期一会の出会いをしてしまった相手に激しく囁く言葉。
その切迫した名前にも関わらず、実際の香りは甘い。ただし、しびれるような輪郭を持って、甘い。
グラスいっぱいに注がれたシャンパンの中で、密度の濃い幾重もの花弁をもつ薔薇の花があえぐように息をし、もがいたら、こんな香りが弾けるのかもしれない。
そんな空想が生まれるミドルノート。
ラストノート、残り香は、抵抗をやめ、ぐったりとシャンパンを吸い込んで重くなった薔薇の花びらのようにしっとりして重い。やわらかいけれど、あとをひく。
ときどき取り出す香水の感動。
2005年に旅したビアリッツの、赤い絨毯とマホガニーが重厚な小さな香水屋さんで手に入れたのでした。
けれど今になってようやく、この香りの深みを味わい始めた気がします。
いつも、楽しみに拝見させて戴いております。
今日は、あまりにもうっとりする香りのお話だった
ので、思わず書き込みさせて戴きます。
私も、アニック・グタールのトワレが大好きです。
(と言っても、結構なお値段なので、1本も
所有はしておりませんが…)
店頭で試して満足しております(赤面)
ビアリッツに行かれたのですね!
うらやましいです。
フランスに行ったことすら無い私ですが、
昔お付き合いしていたボーイフレンドが
ビアリッツ出身だったので、ついつい、
食いついてしまいました。
これからも、素敵なお話を楽しみにしております。
コメント頂き、またいつも読んでくださり、どうもありがとうございます
ビアリッツ出身のカレ良いところで育った方ですね!うらやましいです。。
すごく感じの良い街でしたよー。また行きたいです!
アニックグタールの香りは、もうジュエリーのような感じですよね。価格といい、繊細な香りといい・・・。わたしも長らく店頭派でした、実は
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!