Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

バレエとミス・ユニバースとボディビル

2008-06-10 | esthe...kirei wo get
盛りだくさん過ぎるタイトルですが、一貫した美の要素が、ここにぎゅっと詰まっていました。

2007年のミス・ユニバース。メキシコで開催されたこともあって、熱い熱い闘いでした。(2008年版ももうすぐですね!)
健康な心身が一番の美である、ということは彼女たちを見ているとよくわかります。
人に見られ、選ばれ、それを堂々と受け止める、これにはすごい精神力が必要でしょうから。。
その精神力は、健康な内臓と骨と筋肉が支えているような気がしました。
優勝した森理世さんは、筋肉が美しくついたきれいなバランスのボディで、颯爽と歩く。屈託のない表情で笑う。おなかから出る声で力強く話す。
とにかく体がまっすぐにしゃんとしているから、動きにも表情にも淀みがないのです。

そしてその存在感の秘訣は、腕と肩ではないかと思いました。
ミス韓国・Honey Leeさんといい、いきおいアジア美女にばかり目が行ってしまうのでしたが、彼女にしても、均整の取れた美しさ、流れるような身のこなし、小悪魔的な仕種、どれも緊張感ある上半身の筋肉がそこに大いに貢献しているように感じました。

腕。
この動きの演出で、人の印象はまるで変わります。
しなやかに動かすもパワフルにするも、同じく筋力が必要。
その腕に繋がるのは、肩。
ひじを水平に張り、肩を水平にすると(ここがポイント)、ぐっと胸筋がつきます。
鎖骨がくっきり浮き出て、胸板がせり上がり、あごがきゅっと引っ込む結果、骨が鋭角的に影を作る。
その印象がもたらすものか、顔が引き締まってすらっとした体格に見えます。
胸の位置も上がり、ウエストも絞られ、腕と肩を意識するだけでかなり素敵なシルエットが即席でできあがります。当人比ですけれど。でも、それで充分ですよね。

まっすぐに背を伸ばした状態で、腕を前方に伸ばし、肘だけちょっと外に張る。
(椅子にきちんと坐骨で座ってひざをそろえ、キーボードに手を伸ばした状態が、自然にトライできます)
胸筋と二の腕と肩甲骨近辺と腹筋が引き締まるのが、感じられませんか。

これはボディビルの人がよくやる決めポーズにそのうちちょっと似ていってしまうかも・・・。
最初にそう思いました。

でも、肘先の表情はもっと優しい緊張感。
だから、次にはバレエのEn avant(アン・ナヴァン)、En bas(アン・バ)を思い浮かべました。

どちらにしても、何がいいたいかというと、
これら「肘を張る」ポーズには、あなどれない効果があるということ。
大人の女の敵、二の腕のたるみにぐっと効いてしまうのです。
そしてあろうことか、バストの稜線もハリを持って上がります。
自分の力だけで、確実に体が変化する!
1週間これを常に実行するだけで、わたしも確実に効果がでました。うれしいものです。

さらに、上半身の緊張感は、下半身の筋力をも連動させて育てます。
歩きながら全部を意識するとけっこう忙しくなってしまうのですが、まずは座った状態で肩・背中・胸・おなかを引き締めメリハリをつける。
これだけでも相当効果が感じられて楽しいです。

ミス・ユニバースから発見した、美しい体の育て方の法則。
綺麗になりたかったら、やはり綺麗な人を見つめるのが一番なのだとあらためて思いました。


photo...Miss Korea, Miss Honey Lee


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。